Since I’ve always wanted my kids to study abroad,
I decided to go for it.
子供には海外で学ばせたいとずっと思っていたから、思い切ってやることに決めたよ。
こんな想いから、ブログのタイトルを“Go for it”にしました。
2023年、息子とともに過ごしたクアラルンプールでの親子留学の5年間が終わりました。
クアラルンプールの西の果て、クランの丘からマラッカ海峡に沈みゆく夕日を眺めながらマレーシア親子留学生活を振り返ってみると、“ああ、実に充実した5年間だったなぁ…”としみじみ思うのです。
留学当初、親として英語がまったく聞き取れない不安、息子の英語力の伸び悩み、コロナ禍の2年にわたるロックダウン、そして留学生活の最後に迎えた集大成となるIGCSE。どれもこれも、親子ともども心に深く刻まれる大切な思い出となりました。
私は皆さんより少し先に親子留学を経験してきた立場から、気ままにマレーシア留学の実情を発信していきたいと考えています。
その中でも以下の4つのコンセプトを大事にしながら、これから親子留学を実現したいという皆様にとって少しでもお役に立つブログを提供していきたいと思っています。
コンセプト
4つのコンセプト
1. 架空の母子移住ママ《Mina》と代表《Shingo》の対話形式ブログ
ブログは、2018年にマレーシアに母子留学を開始架空の人物で、母子留学を目指す皆さんの将来の姿をモチーフにした《Minaさん》と、同じく2018年にクアラルンプールに父子留学をスタートした弊社代表《Shingo》が、対話形式でブログ記事を展開していきます。
それぞれの親子留学の立場から、リアルに語っていきます。
2. 移住がメインではない、教育がメインである
我々家族は、海外移住をしたくてマレーシアに来たのではなく、子供の教育の場としてマレーシアという“環境”を選びました。
実際、日本で生まれ育った我々がマレーシアで過ごした印象は、“四季がない。年中暑い。正直、街中あんまりきれいじゃない”というのが本音です。
暖かいことは過ごしやすいというのは異論はありませんが、私たち日本人のDNAにはやはり四季が刻まれており、秋の実り、冬の雪や温泉、春は桜が恋しくなります。また、日本やシンガポールと比べて街の中は不衛生な場面に出くわすこともあります。
それでも教育移住に踏み出したのは、親自身のマレーシア移住がメインの目的ではないので、例えば子供が “高校は日本の高校に行きたい” と言えば高校受験のタイミングで日本に帰る可能性があり、それはもしかしたら大学受験の時かもしれません。
つまり、立ち位置としては、“マレーシア永住”を前提としておりません。あくまで“子供の教育”にフォーカスしてマレーシアに一時的に住んでいるに過ぎません。
したがいまして、マレーシア移住に関する情報や生活情報は他のブロガーやYoutuberにお譲りするとして、私たちはこのブログの照準を子供の教育に当てて、マレーシア現地にいる親の立場から、“マレーシアならではの教育”にまつわる情報を中心に発信していきたいと思っています。
3. マレーシア留学に関する正直で誠実な生の情報発信
留学を始めるにあたっては、勝手が分からないが故に安全を考え、留学エージェントに頼りたくなるのが親心です。
しかし、留学エージェントというのはそもそも資格が必要ないもので、公的な資格をもっているわけではありません。他に本業を持つ会社、ローカルの配偶者を持つ個人、そして特定の学校に生徒を送客することをビジネスとする会社など、実にさまざまです。
もちろん、豊富な知識を持って親身になってくれる留学エージェントもいます。でも驚くことに、学校の内情や教育カリキュラムに関して適切な情報をくれる留学エージェントはほとんどいません。
そんな実情を目の当たりにしてきた経験があるからこそ、留学検討中の親子の皆様に向けてお役に立つ情報が発信できるのではないかと考えています。
4. 互敬の精神
私たちの情報発信に対して読者の皆様からご質問やフィードバックをいただき、必要とされている情報を発信していきたいと思います。そうすることで、私たちも学びや気付きを得たいと思っています。
読者の皆さまと互いに尊敬の念をもってこのブログを育てていき、私たち自身も成長していきたいと思っています。