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How to 留学・移住

【連載1】マレーシアへの 教育移住 、それぞれの親子の決断 – Introduction 1/6

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このブログではマレーシアへの教育のための留学生活( 教育移住 )を中心に、マレーシアでの日常生活や新着情報を実際に生活している母と父の目線で発信していこうと思っております。

今回は、イントロダクション全6回の第1話として、2組の親子がマレーシアに 教育移住 したきっかけについてお話ししたいと思います。

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【連載2】マレーシアへの 教育移住 、なぜマレーシアを選んだのか? - Introduction 2/6“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。 今回は私たちのブログのイントロダクシ...
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【連載1】マレーシアへの 教育移住 、それぞれの親子の決断 – Introduction 1/6

イントロダクション

さらっと自己紹介

Kana
Kana
初投稿なので、まずは現在の状況をそれぞれ紹介しましょうか!

私は現在マレーシアのサバ州コタキナバル(通称KK)に母子留学中のKanaです。在住2年半が過ぎました。食べ盛りの息子が2人います。現在は長男は大学一年生、次男はケンブリッジ式インターナショナルスクールのセカンダリーYear11(最終学年)に在学中です。
現在(2020年11月)はマレーシアはコロナウイルスのパンデミックにより、2回目の条件付活動制限令(CMCO: Conditional Movement Control Order)で学校への通学は許されず、自宅にてオンライン授業です。先月大学に入学した長男も、まだ一度もキャンパスに通っていません。Shingoさんの状況はどうですか?

Shingo
Shingo
初投稿、緊張しますね(笑)

僕は、現在マレーシアのクアラルンプール(通称KL)に父子留学中のShingoです。
うちは2018年7月にマレーシアに来たので、在住2年3ヶ月です。子供は1人息子でケンブリッジ式インターナショナルスクールのセカンダリーYear9に在学中で、普段は寮生活をしています。
10月14日にマレーシア政府よりCMCOが再発令されたので、うちの学校もオンライン授業に切り替わりました。寮にいるのにオンライン授業してるんですよ。変ですよね(笑)

Kana
Kana
現在のマレーシアは今年3月に強いたMCO(活動制限令: ロックダウン)よりは若干ゆるくなっていますが、3月よりもコロナの感染者は増えていて油断できない状況ですよね

私はこの活動制限の間、日本には帰国せずずっとコタキナバルにいました。当初、私たちの保有する学生ビザやガーディアンビザ(保護者ビザ)では日本には帰国できるものの、マレーシアへの再入国が認められなかったのが理由ですが、Shingoさんはどうしてました?

Shingo
Shingo
いまマレーシアの感染者数が激増してて、けっこうやばい状況ですね

僕は3月にMCOが発令されてから、春休みも日本に帰らずマレーシアに残って3学期がオンラインでスタートしましたので、いつMCOが解除されるかなと様子を見ながら過ごしていましたが、5月下旬あたりから“こりゃ3学期終わるまでずっとMCO続きそうだな…”と思い始め、思い切って6月10日に日本に帰国しました。

その後マレーシア政府がロックダウンを緩和して、8月下旬にクアラルンプールに戻る許可が降りたので、9月13日にクアラルンプールに戻ってきました。

コロナ禍での情報収集はSNS

Kana
Kana
マレーシアは特に、政府の発表するルールが変更になることが多くて最新情報を自分で収集するという作業が日常的になりましたね

海外で生活する上では当然かも知れませんが、日本では自らしなかったことです。私は主にFacebook、Twitter、コタキナバル在住者のグループチャットで情報集めますが、Shingoさんは?

Shingo
Shingo
マレーシア 政府の方針は、ころころ変わるしいきなり変わる(笑)

僕も情報収集はおもにTwitterですね。Twitterは即時性があるので、困った時はTwitterです。
特にMCOが始まってからは、自宅から10km以上離れたところに買い物などに行ってはいけないとか、車は家族の代表者1人しか乗ってはいけないなど厳しい規制が引かれ、警察だけでなく軍が検問をやってて違反者は逮捕されるという噂もあったので、逮捕されないように真剣に情報収集してました(笑)
あと具体的に聞きたいことがあれば、こっちに住んでいるママ友パパ友のグループチャットでいろいろ教えてもらっています。このペアレントネットワークはすごく頼りになる大切な仲間です。

マレーシアに 教育移住 したきっかけは?

 教育移住 のきっかけ(Kanaのケース)

Shingo
Shingo
話は変わりますが、Kanaさんはどうしてマレーシアに教育移住することに決めたのですか?
Kana
Kana
もともと子供が小さい頃から、いずれは海外で学ばせたい希望を持っていました

子供たちにもそう話していたので、子供たちも“いつかいくんだろうな”みたいな気持ちは根付いていたと思います。ただ、漠然と思っているだけでは時間が過ぎていくだけで、子供はどんどん成長していくし、少し焦りもありました。

結果的に、我が家が教育移住を決めたのは長男の高校受験のタイミングでした。

長男は中2の夏から中3の夏まで、単身でオーストラリアに1年間留学していました。日本に帰国して公立中学に編入したのですが、私は正直言って日本の高校受験にはあまり興味が持てなかったので、長男は中学卒業後に“また海外に行きたいっ!”というのではないかと思っていました。

ところが、“日本の高校に行きたい”なんて急に言い出すもんだから、慌てて塾を探して通って受験の準備はしましたが、それでもやはりあまり気が進まない…私が(笑)

その時、次男は大学付属の一貫校の中1の終わり。同付属の小学校からの内部進学で中学 に進んだので受験知らず。このまま中学を終え高校にエスカレーター式に進み、大学は推薦かなと思うと、何だか先が見えてワクワクしない…私が(笑)

これでこの子たちの良さは守られるのか?
もっとこの子たちの人生に価値を付ける方法があるのではないか?

という思いが強くなっていました。その頃から“みんなで海外いっちゃおう”と具体的に考えるようになり、母子留学を密かに計画。

実は、同じの時期にシングルマザーになり、一時的に私の実家に身を寄せていて、この生活環境で高校生男子を2人育てるのは厳しいなと思っていました。

“どこかに引っ越すなら、なにも日本国内じゃなくてもいいんじゃない?”と極めて楽観的かつ大胆な発想で、周りは困り顔でしたけど(笑)

そして、我が家がマレーシアに母子留学する事にした決め手はビザでした。

子供の単身留学でない“母子留学”について色々調べたけど、結局はビザがもらえる国にしか行けないという結論に至って…
私が知る限り、母子留学で長期のビザが取れるのは、世界中で、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、マレーシアだけでした。(2020年11月現在)

そうして何度も親子3人で話し合って、長男とは第1志望校の1校だけを受験すること、その第1志望校に縁がなかったら親子3人でマレーシアに行くことを約束して、受験に挑みました。で、今ここにいます(笑)

Shingo
Shingo
Kanaさん、行動力がすごいですね。お兄ちゃんの高校受験のタイミングで人生変わりましたね(笑)

 教育移住 のきっかけ(Shingoのケース)

Shingo
Shingo
うちがマレーシアに留学したきっかけはですね、実は息子の中学受験勉強の真っ只中だったんです…

うちは中学受験を目指して、息子は小学校4年生から中学受験の塾サピックス(SAPIX)に通っていました。

中学受験をテーマにした『下克上受験』って本がベストセラーになり、テレビドラマにもなりましたよね。ご存知ですか?

中卒同士の夫婦に1人娘がいて、父が中卒であるがためにこれまでの人生を苦労したから、自分の娘にはなんとかいい大学を卒業させたいと思って、東京の女子私立中学偏差値トップの桜蔭中学を目指して必死に父が受験勉強をサポートし、最終的には桜蔭中学には受からなかったけど、偏差値2位クラスの名門校の合格を勝ち取るというノンフィクションです。

その中で主人公である父が呪文のように唱える“流路変更”という言葉があるんです。“中卒の父母であっても、娘には桜蔭中学から東大を目指して、素晴らしい人生を送ってもらいたい”という趣旨なんですけど、僕の中でもその“流路変更”という言葉がずっと心に引っ掛かっていたんです。

これに刺激を受けて、僕も“子供の人生最初の闘い”である中学受験に積極的に関与しようと思ったんです。“流路変更”、いいなと…

ところが、サピックスに通いながら進学候補となる私立中学のことを学校説明会に行ったりしながら調べていく中で、“あれ、なんか30年前の教育現場とあんまり変わっていないなぁ…”と感じる部分が多々ありました。それは御三家といわれる開成・麻布・武蔵でもそうだし、早稲田や慶應の付属中学・高校であってもそうでした。さらに偏差値50前後の学校であれば、説明会に行かなくとも想像に易しです。総じて、有名高であるほど、その“伝統”が“変革”のジャマをしているのです。

僕は区立中学・都立高校育ちの雑草系(東京は公立より私立のほうが優秀)なので、“私立中学に入学できれば流路変更を果たせる”と勝手に思い込んでいたのですが、日本の中学や高校は、私立といえども僕らの子供の頃とたいして教育のスタイルは変わってなくて、英語教育重視とさまざまな学校が声高に唱えてますが、日本の大学受験のシステムを前提とすると、結局はいまだに詰め込み型の教育が中心とならざるを得ないのです。

日本の中学高校は、英語教育といっても“ネイティブの先生が週に2時間英語の授業をやってます”とか、“夏休みに2〜3週間、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンに短期留学に行かせてます”という程度なんです。

東京では、英語教育に先進的な取り組みをしている広尾学園や三田国際学園などのインターナショナルコースに人気が集中して偏差値が急騰し、そういった人気校は、帰国子女の子たちか、一般入試では開成や桜蔭に受かるような一部の天才しか合格するチャンスはなく、やはり現実的ではないなと…

この状況を目の当たりにして、“これでは、いわゆる評判の良い私立中学に入ったとしても英語が話せるようにはならないし、息子も僕らの時代と同じような人生を歩んでいくことになってしまうんじゃないか…”という強烈な危機感が湧いてきたんです。

そして、こう思いました。

ただ英語環境の中で子供に勉強させたいだけなのに、日本はどうしてこんなに茨の道なんだろう…

そこでふと思ったのは、それならいっそこと日本の中学校に行くより“流路変更を海外でやろう”と思ったんです。

マレーシアにはイギリス王室のキャサリン妃が卒業したという名門ボーディングスクールのマルボロカレッジのマレーシア分校がジョホールバルに進出していたことも知ってましたし、たくさんのインターナショナルスクールがあって英語の教育を受ける機会があることに興味を持っていました。

そしたら、たまたま知人の娘さんがマレーシアのクアラルンプールにあるインターナショナルスクールに転校するという話を聞き、その学校のことを少し調べた結果、“うちもトライしてみるか!”と思い立ち、マレーシアまで旅行がてら受験しに来たんです。その旅行がまた久しぶりの海外旅行ということもあり、けっこう楽しかったんです。学校もすごく広くて設備も最新だったので、圧倒されました。

私たち親子は単純なので、この圧倒的に豪華な設備と広大なキャンパスを見て、“すごいなぁ、この学校に入りたいなぁ…”と思わず憧れちゃいました(笑)

それで受験してみた結果、“英語力はゼロだけど、算数とIQテストは基準をクリアしてるから合格だよ”ということで受け入れてくれることになったんです。ここで初めて、算数を鍛えてくれたサピックスに感謝しました(笑)

その後、家族会議をして、息子に“どうするか自分で決めていいよ”と言ったら、彼が自分で“マレーシアに行く”と決めたので、思い切って転校することに決めました。

小5となり中学の受験勉強のさなか、海外のインターナショナルスクールに関することはほとんど調べてなかったので、情報不足だった感は否めませんが、セカンダリースクールのYear7(日本の中1のイメージ)の1学期(2018年9月)から入学するにはもう十分な時間は残されておらず、“勢いがないと決められなかった”という面もありました。

一歩踏み出すことを恐れて結局何もやらないで後で後悔するよりも、チャレンジしそれでダメなら軌道修正すればいい。その方がきっと後悔はない。

僕はそう思うので、今は思い切ってマレーシアに転校することを決めて良かったと思っています(笑)

まとめ

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次回へ続く

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