マレーシアの日常生活

【#102】茨城から ハーバード 大学へ!というニュースに、勝手に勇気をもらった話

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今回は、茨城県の公立高校に通う高校生が世界最難関大学の1つである ハーバード 大学に合格したというニュースを見て、マレーシアに母子留学中の母が勝手に勇気をもらったというお話しです。

Kana
Kana
いきなりですが、Shingoさん。
Shingo
Shingo
何でしょう?
Kana
Kana
ケンブリッジと ハーバード に受かったら、どっちに行きたい?
Shingo
Shingo
またずいぶんと絵空事な質問ですね…(苦笑)
Kana
Kana
仮に…の話ですよ!
Shingo
Shingo
即答で ハーバード です。

2021年6月初旬、ロックダウンで落ち気味な気分をスカッと晴らしてくれた18歳の青年が日本にいました。今回は、そんな青年を見て勇気づけられたというお話です。

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【#102】茨城から ハーバード 大学へ!というニュースに、勝手に勇気をもらった話

茨城の公立高校から ハーバード 大に!というニュース

Kana
Kana
きっかけは、このニュースでした。

AERA dot. 『茨城の公立高校からハーバード大に合格した18歳が、日本の高校生に訴えたいこと』2021.6.4

茨城? 公立高校? ハーバード大学?

気になるキーワード満載の記事のタイトルに心を鷲掴みにされた上、“なになに?見るからに好青年じゃん!”と私のように色めきだってしまうミセスも多いのではないでしょうか(笑)

というわけで、この超絶好青年、松野さんの素晴らしさを、勝手に親戚のおばちゃんのようにご紹介したいと思います。

早速、ネタバレで恐縮ですが、記事を要約すると以下のとおりです。

  • 茨城県の中高一貫校に通う松野知紀さん(2002年生まれ)が、アメリカの超名門大学校、2021年QS世界ランキング3位のハーバード大学に合格した
  • 彼は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、ペンシルベニア大学ほか22校にも合格している
  • ハーバード大学で学び、将来はマジョリティーの状況が考慮されやすい現在の政策形成の仕組みを変えたい
Kana
Kana
え、待って、すでに気後れする…

だって、18歳時点での私と言えば、“スカートをどうやって短くするか?”しか考えていなかった(笑)

Shingo
Shingo
僕の時代の女子はルーズソックス(笑)

松野さんの英語との出会い

Kana
Kana
海外生活経験があるわけでもなく、周りに海外留学者が居たわけでもないという松野さん。

家族で海外旅行をする機会はあったけど、学校の先生も中学時代は特にズバ抜けて英語が優秀だったということではないそうです。

それでも日本国内で勉強を続け、TOEFL100点以上、アメリカの標準テストSATをクリアしたと言うのですから、私たち海外移住組は“ヒヤリ”としちゃいます…

Shingo
Shingo
TOEFL100点とは、ビビる大木。
Kana
Kana
そしてSATもですからね。

ここでちょっと脱線して、アメリカの標準テスト「SAT(エスエーティー, 通称サット)」について簡単にご説明しますと、SATとは、米国の非営利法人であるカレッジボードが主催する標準テストのことで、SAT論理試験(SAT Reasoning Test、旧SATⅠ)とSAT科目別試験(SAT Subject Test、旧SATⅡ)の総称です。米国では義務教育の制度を各州に任せており、各生徒は一定のルールに従い自由に履修する科目を選択できるために高校によって学力に差があり、成績評価基準も学校によって異なるため、大学への出願を高校の成績のみで判定することは公正公平ではないことから、カレッジボードが標準テストを行い、そのスコアで大学のアドミッションが生徒の入学の可否を決定する仕組みになっています。

つまり、アメリカでの大学への出願の際に個人の成績の指標となるものであり、アメリカの標準テストにはSATとは別団体が運営するACTがあり、アメリカの高校生は大学受験に向けて、いずれかのテストを受けて各自のスコアを取得することになります。

Kana
Kana
イギリス式に置き換えて例えると、IGCSEの試験委員会にCambridgeとEdexcelがあるようなものですね。
Shingo
Shingo
なるほど。

前提として、この標準テストはアメリカ国内で学んだアメリカの高校生が受けるもので、日本から留学する生徒が全員受けなければならない訳ではありません。しかし、ハーバードを始めとする名門校では、日本からの留学生にもSATのスコア提出を求めており、留学生であってもアメリカ国内で学んだ生徒と同じ学力を求められます。

加えて、日本人がアメリカの大学に出願するには、高校の成績だけでなく、エッセイ、推薦状、TOEFLのスコア、課外活動の内容と実績、面接など準備に時間が必要です。つまり、成績や語学力のスコアだけでなく、エッセイと課外活動の中で“どんな為人(ひととなり)なのか?”ということを伝える必要があり、大学のアドミッションもそこに重きを置くので、イギリスや日本の大学受験の仕組みとは大きく異なると言ってもいいでしょう。

日本人にとってはハードルの高いSATをクリアした松野さんの英語学習歴は、小学生の時の週1回の英会話レッスンと、中学1年の時にその楽しさに目覚めたオンライン英会話とのことで、その後、中学2年生で1ヵ月のオーストラリアでの語学学校留学とホームステイを経験し、そこでの議論が彼の転機となって海外で学ぶことに興味を持ったのだそうです。

Kana
Kana
ここに、1つ大事なポイントがあると私は思います。
Shingo
Shingo
どんなこと?
Kana
Kana
つまり…

松野さんを動かしたのは、“英語を話す”ことではなく、“英語で議論する”ことだったということです。

すでに海外で教育移住をしている私たちとっても、これは日々の課題です。英語を話すことだけを目標としていると、「何のために学ぶのか?英語しゃべれるってなんだろう?」という疑問にぶつかるものなのです。

その点、松野さんは初めから“英語で議論する”ことを目的としているので、学習意欲の継続と経過に大きな成果が出たのではないかと思うのです。

その後、オーストラリア短期留学の経験から得た目標に焦点を合わせ、中学3年生で英語部に入部して自分の英語力に磨きをかけることになったとのことです。

Kana
Kana
中学2年生で高い意識を持っていたことは、思わず唸るポテンシャルの高さですよね。
Shingo
Shingo
ほほー

日本にいながら世界に踏み出す準備を進める

Kana
Kana
アメリカの大学を目指す場合、最大の課題となるのは課外活動…

松野さんは、高校1年生の時に、茨城県教育委員会が主催する「次世代グローバルリーダー育成プログラム(NGGL)」に応募し、海外の大学に留学している日本人学生との懇談の中で、既に海外大学に留学している先輩に受験の相談に乗ってもらい、自分の進学ビジョンが具体化していったとのこと。その中にハーバード大学に通う学生がいたことも、刺激になったのでしょう。

一方で、今後挑むアメリカ留学のための準備も着々と進めていました。

日本人がアメリカの大学を受験する準備として、付け焼き刃では出来ないのが「課外活動の内容と実績」です。これに対し松野さんは、高校生の時に東京マラソンの英語通訳、ディベート大会の審査員などを積極的に経験したそうです。

Kana
Kana
この課外活動の経験の中に、2度目の転機が訪れます。

高校1年生の時に「模擬G20サミット」に日本代表として選ばれ、世界各国から北京に集まる高校生と共に政策を議論するディベート大会に参加したそうです。

Shingo
Shingo
渋幕とか渋渋の超優秀な子たちがよく出てるよね。

その時点では政治のことはよくわかっていなかったとは言うものの、その場で繰り広げられたディベートで自分の思考力が生かせたこと、ロシアの公共交通システムについて提言し表彰を受けたこと、また各国の事情を聞いて政策をまとめることが楽しく、自分はこれに向いていると感じたとのことです。

自分の目標であった”英語で議論したい”という想いの使い道を見つけることになるのです。

ここにも大きなポイントがあります。自分の定める目標を見失わないこと、そして、目標を見据えながらその先の展望も描いていることです。

彼は、日本にいながらも、一歩一歩確実に世界に向けて準備を重ねていった訳です。

この経験をモノにした松野さんは、高校2年生の時に日本代表として、前述したサミットの本会議にも参加し、揺るぎない「課外活動の内容と実績」を兼ね備えることになるのです。

合格率3.4%の ハーバード 大学入学を勝ち取った勉強法は?

Kana
Kana
松野さんの勉強方法をピックアップしてみると…
  • オンラインで提供されるTOEFLの問題をひたすら反復
  • SAT筆記試験に備えてネットで対策本を複数冊購入し解き続ける
  • エッセイ対策にBBCの英語版のニュースを読み、週1回書いて添削してもらった(100本以上書いた)

これだけ聞くと、同じ方法で準備する生徒も多いであろうと思いますが、やはりその原動力となるのは、自らの中から生まれたブレない目標だったのでしょう。

Kana
Kana
大人でも、目標に向かって努力を重ねていくことは簡単なことではありませんよね。
Shingo
Shingo
おっしゃるとおり。

彼が日本の高校生に伝えたいこととは?

Kana
Kana
独学と自らの行動力でハーバード大学の入学を決めた松野さんは、日本の高校生に訴えたいことがあるといいます。

能力と意欲はあるのに、事情があって留学を諦めてしまう人が、海外を目指せるような支援が必要だと思っています。例えば課外活動をするにしても、東京や海外に行くためにはお金がかかります。SATの準備にしても、対策本は国内の参考書以上に高額。入学後の学費も懸案です。私の場合、幸いにも柳井正財団から給付型奨学金を得られ、年間900万円の学費などを4年間、奨学金でまかなえることになりましたが、費用の面で親が承諾できないと言うケースは多いと思います。

そしてお金と同じくらい重大なのが環境です。特に地方の学生だと、東京都の情報格差があるだけでなく、受験のレベル感がわからない。周りに海外大の経験者がいないからです。たとえ能力があっても、”自分もやればできるのではないか”というマインドセットがなければ一歩踏み出すのは困難だと思います。

AERA dot. 『茨城の公立高校からハーバード大に合格した18歳が、日本の高校生に訴えたいこと』2021.6.4

Kana
Kana
よくぞ言ってくれました!!!

そうなんです。海外大学留学にはお金がかかり過ぎるんです。

日本では、いろんな意味で留学をサポートしてくれない国だなぁと感じます。

親としては、経済的な理由で子供の望むことを諦めさせるのは大変心苦しいことですが、生活を潰すわけにもいきません。子供が複数いれば、お金の問題はもっとシビアになってきます。

だからこそ、“もっと支援があったら、もっとお金がかからなかったらできるのに…”と苦しい決断を迫られることも多いと思いますし、能力のある子なら尚更惜しい。

超優秀な生徒は柳井正財団の給付型の海外奨学金プログラムなどのチャンスがありますが、世界のトップ大学に限られる上、かなりの狭き門。

松野さんは上記のような想いから、全国の熱意のある学生が環境に負けない進学ができるよう、海外大学への学部進学を無償でサポートすることをミッションに、クラウドファンディングで資金を集めて発足した海外大学進学の支援団体「atelier basi」に、今年からメンターとして関わり、経験者として未来の留学生を応援していくそうです。

Kana
Kana
なんて頼もしいのでしょう!

我が家の次男は彼と同い年なので、彼の応援を受けるチャンスがないのは残念ですが、それはさておき、この若い力に輝かしい未来を感じざるを得ません。

Shingo
Shingo
海外大学を目指す日本の高校生がもっと増えてほしいですね。

私たちが学ぶべきこと

Kana
Kana
松野さんの合格のニュースが広く知れ渡ったのは、もちろん超難関のハーバード大学に合格したからではありますが、私は決してそれだけの理由ではないのだと思います。

彼が魅せてくれた「努力は裏切らない」ということが、人々に明るさをもたらしたのではないかと思うのです。これは、老若男女問わず心地の良いものです。

“帰国子女だったら受かるよね”と言われがちな海外大学進学ですが、それだって並々ならぬ努力が必要です。母国語ではない言語で学び、そしてその言語で試験に受かることは、周りから見えるより何倍も難しい。

でも、そんな小さな可能性に努力と情熱を重ねて、彼は形にして魅せてくれた。

同年代に留まらず、海を超えたマレーシアにいる私たちにも明るい希望を与えてくれた松野知紀さん、本当にありがとう!!

今後のご活躍をお祈り申し上げます。

Shingo
Shingo
おかげで僕もスッキリした気持ちになりました!
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まとめ

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次回に続く

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