“Go for it マレーシア教育移住日記”にご訪問いただきありがとうございます。
マレーシアに教育移住した場合、保護者ビザを取ってから 銀行口座 を開設すると生活利便性が格段に良くなります。
でも「それってどうやってやったらいいのか?」という情報はネットではほとんど見つかりません。
今回の記事では、親子留学して保護者ビザを取ってからお勧めしたい 銀行口座 の開設について書いてみました。

【#44】マレーシアに母子留学中のママは 銀行口座 を作れるの? 生活利便性を一気に高める 銀行口座 の開設について
母子留学で 銀行口座 は作れるのか?
長男がオーストラリアに留学した時、パスポートだけでANZ銀行で口座が作れました。14歳なのに。その後、長男はお財布を紛失してしまったのですぐに口座を抹消して、結局一度も使わずに終わりましたが…(笑)
その経験があるので、マレーシアでの銀行口座も簡単に作れるもんだと考えていましたが、いざマレーシアに来てみると事情が違いました。
マレーシアでは、長期滞在可能のビザを持っていないと口座は作れないのです。言い方を換えると、教育移住や母子留学でも保護者ビザ(ガーディアンビザ)があれば銀行口座が作れるのです。
銀行口座 の開設に必要なもの
1つは以前働いていた時に、給与振り込みの為に会社に指定されて作った口座。もう一つは、息子の通うインターナショナルスクールで作ってもらった口座です。
私は、以前働いていた時はワーキングビザを持っていたので、会社指定の銀行に口座を作ることができましたが、その時は会社からのレター(推薦状のようなもの)とパスポートだけで口座が作れました。その時に最低限の現金を入金する必要がありますが、10リンギット(約255円)で大丈夫でした。
会社からのレターは必ず必要で、“この人を雇っているからこの人の口座を作ってあげてね”という趣旨の書面です。会社がこのレターを発行してから3日以内に銀行に口座開設に行かなければならないというのがルールだったので、私が銀行に行けるように職場の上長は私の勤怠のシフトを調整してくれました。
現在私は働いていませんが、その銀行口座は今もそのまま使っています。
一方、我が家の息子たちが通うインターナショナルスクールは学費を銀行振込で支払うことを推奨しているので、学校が口座開設をサポートしてくれます。
学校支援の下で銀行口座を作った時は、私が保有するビザは息子の学生ビザに付帯する保護者ビザ(ガーディアンビザ)だったのですが、パスポート以外にも必要な書類がありました。
学校サポートの下で口座開設した際に必要だったもの
- パスポート
- 居住している事を証明できるもの(電気や水道料金の領収書)
- クレジットカード(提示のみ)
- 在学証明書
- 最低限の預金する現金
その時、息子も口座を作ることができ、銀行のカードを使ったデビットカード決済で校内の物品購入ができるようになりました。
卒業後に長男の口座は自動的に閉鎖されてしまいましたが、私の口座は現在も継続して使っています。
銀行口座 を持つメリット
メリットを挙げてみると、こんな感じ。
銀行口座を持つメリット
24時間いつ引出しても手数料がかからない
振り込み手数料もかからない
携帯かPCからオンラインバンキングも簡単操作
JomPayという便利なオンライン決済連携で各種料金の支払いがラク
日本と比べて預金金利が高い
マレーシアでは、銀行口座に預金があれば日常の中でオンラインバンキングやデビットカード決済をすることができて非常に便利です。
例えば、プリペイドの携帯電話のリチャージ代、家のインターネット代(WiFi)、電気代、水道料金、そして街中の買い物やレストランでも、銀行口座から即決済できます。
そうするとお財布に持ち合わせの現金がなくても買い物できるし、大金を持ち歩く必要もない。携帯電話のリチャージが必要な時でも携帯電話ショップに行く必要がない。クレジットカードのように支払いが翌月ではなく、その場で決済することができる。
銀行口座があってそこに預金があれば、大概のことが解決できます。その上、振込手数料がかからないので、友人同士の間で何かを立替えてもらった時に、“バンクアカウント教えて〜”というやりとりをよく目にします(笑)
デメリットを挙げるとすれば、1日の振込上限額と1回の引出上限額が少ないことです。
オンラインバンキングで1日に振り込める金額の上限は1万リンギット(約25,5000円)です。これはどこの銀行も共通で、それ以上の額を振り込みたい場合は窓口に行く必要があります。
また、ATMでの1日の現金引出限度額は初期設定で1,000リンギット(約25,500円)ですが、これでは用が足らないので私は窓口で限度額を5,000リンギット(約127,500円)に引き上げてもらいました。
さらにもう1つ注意点を挙げるとすれは、キャッシュカードに記載されている番号が実は口座番号ではないということ。日本のキャッシュカードはカードの表面に口座番号が刻印してありますが、マレーシアの銀行の口座番号は、別に発行されるアカウントカードに記載されています。なので、キャッシュカード番号とアカウント番号を間違えやすいので注意が必要です。

支払手段の使い分けが生活のコツ
我が家の場合、生活する中で一番大きな支払いは2人の息子の学費です。その学費は、銀行振込ではなくクレジットカードで支払っています。
その理由は、大きな額となる学費をマレーシアリンギットで用意するには相当の日本円を都度日本からハンドキャリーしなければならず、それが大変だからです。
学費の支払いは年3回。税関への申告なしでマレーシア国内に持ち込める現金は100万円ほどなので、学費を払うには全然足りません。
マレーシアでは生活のあらゆる場面でクレジットカード決済ができるので、現金払いが必要な場面はそれほど多くないのですが、ハンドキャリーの手間を考えると日本円の現金は貴重なので、なるべく手元に残しておきたいのです。
私は毎日のように為替レートをチェックし、円高の時を狙って貴重な日本円を少しずつ街中の両替所でリンギットに両替して銀行口座に預金しています。
銀行口座 を作らないと生活できないか?
日本に一時帰国するたびにマレーシアに現金をハンドキャリーし、こまめに両替しながら生活することも十分可能です。
家賃など毎月発生する費用は、Transfer Wise(トランスファーワイズ)のような銀行よりも送金手数料が安いサービスを利用することで支払うことできます。

まとめ
マレーシアの銀行は振込手数料と引出手数料がほとんどの場合で無料
銀行口座を開設しなくても生活はできる
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