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今回は、コタキナバルでウォークインの ワクチン 接種についてレポートします!




【#117】ファイザーの ワクチン を狙って親子でウォークインの ワクチン 接種に行ったきた件 in コタキナバル
ワクチン 接種の進捗率が全国でも最低のサバ州
東京オリンピックの開会式でマレーシア選手団が入場する際、「マレーシアはコロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっていません」と紹介されたは、つい先日のこと。
厳しいロックダウンは開始から2ヵ月を過ぎたにも関わらず、それに反して感染者が増えている摩訶不思議なマレーシアですが、そんな状況を受けて、最近のマレーシア政府によるワクチン接種のオペレーションには本気さを感じます。
とはいえ、私のように母子留学でマレーシアにいる場合、どこの組織にも属していないのでワクチン接種の順番が回ってくるのは最後です。
医療関係者などのフロントライナー、持病のある方、そして高齢者へのワクチン接種がほぼ完了し、一般のマレーシア人への接種が始まると同時に、ようやく在マレーシア外国人の高齢者のワクチン接種が始まりました。
私の住んでいるコタキナバルのあるサバ州は、マレーシアの中でもとりわけ接種率が低く、のんびり屋のサバ人の気質をマレーシア中にさらしていました…(苦笑)

60代の在コタキナバル日本人の知人がワクチン接種したと言っていたのは6月、その後50代の友人が2回目を打ち終わったのが7月、8月でのワクチン接種を期待する40代ですが、まったくもってお呼びがかからない。毎日、MySejahtera(コロナ対策アプリ)を開いて閉じ開いては閉じが日課となっています。
一方で、8月からウォークイン(予約なし)のワクチン接種が始まるとの情報があり、街中でも目に見えてワクチン接種会場が増えてきました。
我が家の場合、次男の進学があるため現在ビザ申請中ですが、ビザが取れたらクアラルンプールへの引越しを控えています。
現在、マレーシアは国内でも州を跨いだ移動が禁止されていますが、今後、州跨ぎの移動が解禁された時には、ワクチン接種を終えている状態にしておきたいという希望があります。
マレーシア政府は2021年8月8日、「8月10日以降、ワクチンを2回接種してから14日を経過している人は州を越えた移動を認める(離れた場所で暮らす家族に会うためなど制限付き)」と発表し、それを聞いて我が家も急に焦り始めました。
ここ数日、ローカルの友人からも「〇〇という会場でウォークインやってるよ」という情報シェアが増えてきて、コタキナバルでは、ウォークインワクチン接種会場ごとに開設時間とワクチンの種類、対象年齢が決められています。
予約なしで自分の打ちたい種類のワクチンが打てるようになってきたので、多くの情報の中から一番自分に都合のいい会場を選んでウォークインでワクチンを接種しに行きました。
実際に ワクチン 接種に行ってみた
ロックダウン中に完成したけど、まだ一度も使われていない Sabah International Convention Centre (国際会議場)。まさか初めての使用がワクチン接種会場になるとは、誰も思わなかったでしょう…
接種会場 (Sabah International Convention Centre)
引用元: TTR Weekly.com
次男とともに会場に到着し建物に入ってみると、3種類の入り口に分かれています。
「HCO A」… 一般のMySejahteraで作られた予約を持った人
「HCO B」… 職域接種の人
「HCO C」… ウォークイン
この3つは、入り口から出口まで違う動線のようでした。
午前8時スタートだったので、私たち親子は午前7:30に到着したところまだガラガラで、先頭からわずか4人目でした。
一方、予約を持った人の「HCO A」のレーンはこの時点でもう長蛇の列でした。
入り口の手前に用意された椅子に座っていると、アーミーの人が受付用紙を配り始めます。

ここでペンを持参していなかったことに気付きます。しくじった…
結局、用紙を配ってくれたアーミーの人にペンを貸してもらい、消毒して返しました。(この会場はペン持参が必須です。)
配られた用紙は、まったく同じものが2枚。
すべてマレー語でしたが、ペンを貸してくれた優しいアーミーのお兄さんが、ゆっくりとマレー語で教えてくれました(笑)
同じ用紙に2回、同じことを記入するのですが、記入するのは、「名前」「パスポートナンバー」「今日の日付」のみでした。
時間通りに会場が開いて、建物の中に入ると受付を済ませます。
パソコンを操作するスタッフの向かいに座って、MySejahteraアプリを開いた状態で携帯を見せます。
MySejahteraのIDナンバーなどを確認してパソコンに打ち込むと、私の携帯のMySejahteraのステータスが変わりました。
これでMySejahteraの画面上では、アプリを介して予約して来た人と同じ状態になります。
その後、ホールの中に通され、まず医師との問診です。
・今具合が悪いところはないか?
・14日以内にコロナウイルス陽性者と接触していないか?
・今日のワクチンはファイザー社製だけど同意するか?
などを聞かれて、先程書いた書類に問診ドクターのサインが入ります。
続いて、大きな待合場所に進みます。

ガラーンと広い待合場所の正面には試着室のようなブースが8個並んでおり、どうやらこの中でワクチンを接種することになります。

ブースの中に入ると、ドクターから「今日接種するワクチンの種類」「受領日」「開封日」「有効期限」「製造番号」が書かれた用紙を見せられ、「今からこれを0.3ml打つよ」と宣告されます。

先日マレーシアを騒がせた「ワクチン空打ち事件(打ってるフリ事件)」を懸念してか、ドクターはしきりに「ビデオ撮る?ビデオ撮っていいよ。私は映さないでね。」と言っていました(笑)
そんなに言うならと、初めてのワクチン接種動画を自撮りで撮影。ほんの一瞬、チクッとしましたが、即終了です。
接種が終わると、経過観察場所に進みます(写真左は次男)。

ここで、スタッフから2回目の予約日時が書かれた紙製のワクチン手帳を渡されます。

2回目も同じ会場、同じ時間を指定され、これで実質的に2回目接種の予約完了です。

現時点ではMySejahtera画面では「2nd Dose appointment」には何も表示されていないので、きっと2回目もウォークインのような扱いになるのかとは思います。なので、紙製のワクチン手帳が頼りです。
そのまま会場で15〜20分待機するように指示され、座って待っていましたが、時間が経過したら退室し、以上でワクチン接種は終了です。
朝早くに行ったこともあり、終了までわずか45分間。特段混雑もなく、待たされることもなく、私たちのワクチン接種は快適でした。なお、会場はガンガン冷房が効いているので上着が必要です。
ちなみに、2回目のワクチン接種が完了すると、MySejahtera上でデジタル証明書は発行されます。(知人のものですが、見本は以下です。)

その後の経過はというと、4時間経ったあたりから接種した左腕が痛くなり始め、12時間が経過した今はバイクの左折する合図くらいしか挙げることが出来ません(笑)
以上、我が家のコタキナバルでのウォークインワクチン接種体験記でした。




まとめ
今後、ワクチン接種済みかどうかで個人の移動規制が変わってくる可能性が大いにあるので、移動の予定のある人は早めに接種することをお勧めします。
ウォークインでの接種は開始と同時の時刻を狙うのが空いてていい
腕が痛くなるので、接種した日は腕に力を入れる作業は避けるべし
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次回に続く
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