“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。
今回は、情緒的な話で誠に恐縮ですが、昨日の MCO (ロックダウン)が6月7日まで延長が決定したというニュースを受けて、僕の個人的な愚痴の話です。
いつも応援クリックありがとうございます！
https://go-for-it-malaysia.com/covid19-201110/
予想どおり MCO が延長されてしまったので、ささやかに愚痴ってみた件
昨日の MCO 延長のニュース
昨今のコロナ変異株の感染拡大を受け、マレーシア政府は、昨日、もっとも強制力の強い最上位のロックダウンである MCO を全国で6月7日まで延長すると発表しました。
引用元: The Star
これを受け、X(Twitter)界隈では「マジかー！？」という声や「ずいぶん先だな…」という皆さんの嘆きの声が飛び交い、保護者たちのグループチャットも「学校はどうなるの？えーっずっとオンライン授業？いつ対面授業再開できるの？」などなど、MCOの影響を受ける学校の話題で持ちきりでした。
MCO 1.0と MCO 3.0の違い
もう1年前のことなので、もはや懐かしく感じる部分もありますが、当時は、レストランは営業禁止、公園はクローズされ、ジョギングシューズを履いてるだけで警察官に呼び止められ、買い物のための外出は家族から代表者1人のみ、買い物頻度も3〜4日に1度に制限、車の乗車も1人のみ、家から10km以内の移動しか認められず、州境を跨いでの移動も禁止というかなりの強制力の強いものでした。したがって、このロックダウン期間中はほとんどどこにも行けない日々が続き、本当にストレスのの溜まる毎日でした。
ところが今回の3回目のロックダウンは“MCO3.0”と言われていますが、一番最初の“MCO1.0”と比べると、同じMCOでも強制具合は少し緩和されています。
昨日送られてきた日本大使館からのメールでは、今回のMCO3.0のルールを日本語で丁寧に説明してくださっています。
マレーシア日本大使館からのお知らせメール(2021年5月10日)
5月10日、ムヒディン首相は、メディア・ステートメントにおいて、5月12日から6月7日までマレーシア全域において活動制限令（MCO）を施行することを発表しました。発表された主な規制（SOP）の内容は、以下のとおりです。
1 緊急、健康、仕事、経済活動、ワクチン接種の予約がある場合、及び遠距離の夫婦を除き、地区間及び州間移動を禁止する。
2 宴会、結婚式、婚約式、Doa Selamat（巡礼等の大きなイベント前に行う祈りの集会）及びTahlil（葬儀後に行う祈りの集会）、夕食会、誕生日祝い、政府や民間の公的行事など、あらゆる形態の懇親会を禁止する。いかなる形式のセミナー、会議、対面の打合せも許可されない。結婚式典は、イスラム教徒の場合は州のイスラム教宗教当局、非イスラム教徒の場合は国家登録局によって決定された人数及びSOPによって許可される。
3 物理的距離を維持して行われるジョギング、サイクリング、エクササイズなどのオープンエリアでの個人スポーツ及びレクリエーションを除くすべてのスポーツ及びレクリエーション活動を禁止する。
4 すべての教育機関は閉鎖される。国際試験を受験する学生には例外が認められる。保育所、幼稚園、保育園は、保護者の仕事を支援するために設定されたSOPに従って運営することが許可される。
5 自家用車、タクシー、e-hailingの人数は、運転手を含めて3人に制限される。物品の運搬を含む経済・産業活動における車両の乗車人数は、商用車登録ライセンスで許可される人数に従う。公共交通機関で許可される人数は、物理的距離とSOPを遵守する必要がある。
6 レストランや飲食店での食事は許可されない。ドライブスルー及びテイクアウトによる食品販売は許可される。
7 雇用主は、（出勤する）管理職を常に30パーセント以下とする在宅勤務（WFH）ポリシーを実施する必要がある。公共部門のＷＦＨは、官房長官が随時発行するガイドラインによって決定される。
8 ハリラヤ・アイディルフィトリの祝祭期間中の自宅訪問及び墓地への訪問は許可されない。
9 モスクとスラウでのアイディルフィトリの祈りは、1,000人以上の礼拝者を収容できるモスクとスラウの場合は50人以下、1,000人未満の礼拝者を収容できるモスクとスラウの場合は20人以下の出席が許可される。同様の人数制限が5回の義務的な祈りと金曜日の祈りに適用される。
10 非イスラム教徒の礼拝所の運営も強化される。非イスラム教徒の礼拝所のSOPは、国民統合省によって設定される。
11 サバ州、サラワク州及びラブアンで実施されている特別措置は継続される。
スパや映画館など3密のリスクのある業種の営業は制限されたり、レストランでは店内飲食は禁止となっているものの持ち帰りやデリバリーの営業は可。また、自家用車の乗車は定員数までOK、ウォーキングやジョギングなどソーシャルディスタンスを保てるアクティビティもOK、家から10km以内の移動制限も特になし、ただし州をまたぐ移動は禁止というものです。
なので、MCOとは言いつつも、去年と比べるとだいぶ緩和さているということが分かります。
とりあえず豚肉を買い出しにTTDIウェットマーケットへ
我が家は冷凍庫の在庫が切れてしまった豚肉を買いに、本日、いつものTTDIウェットマーケットに買い出しに行ってきました。
MCO1.0の時は市場のスタッフにコロナ感染者が出てクローズしていたウェットマーケットも、今日はしっかり営業しています。ただ、午前11時ごろとやや遅めに行ったせいか、お客さんの数は多くはありませんでした。
いつも市場に行った時は大量に豚肉を買いますが、今日も、しゃぶしゃぶ用(Shabu-shabu)、生姜焼き用(Syogayaki)、とんかつ用ロース(Tonkatsu)、ヒレ(Fillet)、そして挽肉(Mince)をたくさん買い込み、合計5.4kgで159.2リンギ(4,298円*)のお会計。相変わらず激安です。
*1RM=27円で計算
これでMCO期間中も美味しい豚肉を切らすことなく、息子に食事を用意できます😄
MCO 期間を逆利用し息子は学期末試験の追い込み
学校は5月18日から休み明けスタートとなる予定でしたが、MCOが6月7日まで延長になったため、そこまでオンライン授業となることが確定しました。
今、息子はケンブリッジ式インター校のYear9で、今年8月から始まるYear10からいよいよIGCSEがスタートします。
そのIGCSEの希望科目は今年の2月末にすでに提出済みなのですが、我が校独自のルールによると、IGCSEでAdditional Maths(上級数学)の履修を希望する場合、先月行われたYear9のケンブリッジ・チェックポイントというテストのMathsの点がB以上であること、そして、学年末のMathsの成績がB以上であることがAdditional Maths履修の条件です。
Additional Mathsが万一履修できない場合、それはそれで仕方ないので別の科目を取ればいいのですが、もし大学で例えばエンジニアリングなどの理系の学部に進みたいという希望があった場合、Additional Mathsを履修していないと不利になる(希望の大学の学部に出願できない)というケースもあります。なので、我が家の息子の場合、まだ理系に行きたいのか文系に進みたいのか分からない段階なので、念のためにAdditional Mathsは取っておきたいという意図があります。
そのため、このMCO期間中はMathsのオンラインチューターを付けてみっちりと勉強してもらい、5月末からスタートする学年末テストに備えてMathsで良い成績を狙ってもらいたいと思っています。
学期末テストは5月末スタートとのことでまだ時間あるので、週に3〜4回ほどチューターとの One on One のレッスンで頑張ってもらいます。
KLのDonkiには行けるがセランゴール州には入れない
どちらかというとTTDIに近いクアラルンプールの西の端に住んでおり、大きな道路を挟んですぐセランゴール州という位置にあります。
MCO3.0期間中は州をまたいだ移動は禁じられているため、クアラルンプールの都心に行くのは可能なので、Lot 10 という都心のモールに最近できて早速日本人御用達になっているDon Don Donki(ドンキホーテ)には行くことができますが、家からすぐ近くのセランゴール州側に入ることができません。
我が家の近くのセランゴール州サイドには、The Curve、The Starling、Sunway Pyramidなどよく行っているモールがいくつかあるので、ここに行けないというのが割とストレスです。特に The Curve には調味料やお菓子などの食品がけっこう売ってるダイソーがあるので、このダイソーに行けないのは不便です。
その分、Donkiで買い物をすればいいのですが、都心までやや遠いのでちょっと気が引けます。
ペナンに行きたいのに
MCO3.0が発せられる前、クアラルンプールとセランゴールはもう一段階強制力が緩いロックダウンであるCMCOでした。
CMCOではレストランの店内飲食は認められていたので、好きな時にスタバに行ってゆっくりしたり、ラーメン屋でラーメンを食べることも可能でした。
クアラルンプールとセランゴール州の生活圏は一体ということもあり、CMCOでは相互のエリアの往来は許されていましたが、セランゴール州から外側に隣接する州への移動は禁じられていました。
州をまたぐ移動ができたのは、CMCOよりさらに一段階緩いロックダウンであるRMCOの時ですが、クアラルンプールとセランゴール州の住民にとってRMCOだったのは2020年の10月上旬までさかのぼるので、それ以降国内旅行すら行けない状況が続いています。
日本への帰国はおろか、国内旅行も行けない状況がずっと続いているため、なんともフラストレーションが溜まってしまいます。
クアラルンプールには高尾山程度の山はありますが、泳ぎたくなるような海はなく、現状のMCO下で、カフェ、レストラン、飲み屋さん、マッサージ店にも行けないとなると、癒しの場が本当にありません。家でYouTubeやNetflixを見るぐらいしかないのです(苦笑)
僕個人的には、マレーシアの中では南国の雰囲気があり食事の美味しいペナン島が大好きなのですが、早くペナンで朝粥や飲茶を食べに行きたいし、ホーカー(屋台街)でローカルフードを食べたいし、美味しい中華屋さんでスチームフィッシュを食べたいなぁと毎日のように妄想してます😅
どうせだからワクチン摂取について悩んでみる
先日、マレーシア政府はクアラルンプールとセランゴール州に住む人に向けて、アストラゼネカ社のワクチン摂取の希望者に予約を募りました。
日本人など外国人も申し込みが可能とのことで、クアラルンプール近郊に住む日本人たちの間では「どうするどうする？ワクチンやっちゃう？」みたいな会話が交わされました。
血栓ができるとのことで世界的に敬遠されている同社のワクチンですが、マレーシアでもご多分に漏れず不人気で余ってしまったようで、消費期限があることから外国人を含めて摂取希望者の予約を開始したという噂です。
そのアストラゼネカ社のワクチンですが、マレーシアに住む日本人の意見は真っ二つに分かれています。
リスクはあるが、それはファイザー社のワクチンでもまったくない訳ではない。マレーシアにいると中国製やロシア製のワクチンがロシアンルーレットで回ってくる可能性もあるなら、アストラザネカ社のほうがいいんじゃないだろうか？
そして、このまま摂取しないと外国人にはなかなか順番が回って来ないだろうから、打っておいた方がいい。
いやいやいや、血栓できて死亡するリスクもあるなら、まだ打たない方がいいんじゃないの？
まだデータが揃ってない状況なので、様子を見た方がいいと思う。
たしかに、アストラゼネカ社のお膝元であるイギリス政府までもが「同社のワクチン摂取を40歳未満に推奨せず」と言ってるというニュースを見ると、ちょっとヤバそうだなと思ってしまうのは僕だけでしょうか…(苦笑)
【コロナワクチン 世界の状況は】
▽英政府 諮問委 40歳未満にアストラゼネカのワクチン推奨せず
▽WHO 中国 シノファーム製のワクチンを緊急使用リストに追加
▽モデルナ 自社ワクチン 12～17歳の臨床試験で有効性96％と発表
▽EU 域外へのワクチン輸出 全体の4割が日本向けhttps://t.co/cGWZPGvZwY— NHKニュース (@nhk_news) May 8, 2021
ちょっと出遅れてすべてのスロットの予約が満席となり、僕の予約はキャンセル待ちというステータスになりました。
ここまで来たら腹をくくって、僕はアストラゼネカ社のワクチンを打とうかなと思っています。(直前でビビって止めるかもしれないけど…😂)
https://go-for-it-malaysia.com/covid19-201110/
まとめ
いつまで続くのよMCO
学校がオンライン授業になってしまうのが一番辛い
MCOを所与の世界と受け入れて生きて行くしかない
この記事が「参考になった」「面白かった」など、皆様のお役に立つことができましたら、投げ銭にご協力いただけると嬉しいです！金額は自由なので皆様のご評価にお任せいたします。Squareの各種クレジットカード決済(ログイン不要)またはPayPal(ログイン必要)の決済で投げ銭できます。どうぞよろしくお願い申し上げます☺️
※ Square社とPayPal社のカード決済システムは多くのサイトで幅広く利用されています。当ブログがご利用者様のカード情報を得ることはありませんのでご安心ください。
次回に続く
クリックして応援してください！！励みになります！
にほんブログ村
