“Go for it マレーシア教育移住日記”にご訪問いただきありがとうございます。
年始から年末までコロナパンデミックで終えた マレーシア の2020年ですが、その影響で私たちは年末年始に日本に一時帰国することができませんでした。
そんなコタキナバルに母子留学中の母と、クアラルンプールに父子留学中の父が2021年の抱負について語ってみました。
2021年はどうか子供たちにとって良い1年となりますように。
【#53】 マレーシア で迎える新年と2021年の抱負
マレーシア で迎える新年
私たちが教育移住しているマレーシアでは、大晦日は平日扱い、元旦は祝日扱いなので、日本のように、年末とか仕事納めとか忘年会の雰囲気もなく、おまけに連日常夏なので“お正月”というのを自分で意識しないと忘れます。

そうは言っても、息子たちには日本の年末やお正月の雰囲気を忘れて欲しくないので、大晦日は友人宅に集まってみんなで紅白とRIZINを観てカウントダウンをした後、元旦にはお雑煮を食べてお年玉も謹呈しました(笑)
ご存知の方も多いと思いますが、チャイニーズニューイヤーは旧正月(春節)です。例年2月の春節には街中が赤い装飾に染まり、爆竹や花火でお祝いをします。マレーシアンチャイニーズ(中華系マレーシア人)にとっては欠かせない派手なお祭りです。
一方、ハリラヤは、イスラム教徒の行う断食(ラマダン)が明けたことをお祝いする日で、例年5月に行われます。約1ヶ月に及ぶ断食(日中の飲食を控える)を終えて解き放たれたイスラム教徒にとっては1年で最もお祝いすべき日です。
このハリラヤの日の街の光景は昔の日本のお正月に似た雰囲気があって、仕事はお休みとなり街は静か。イスラム教徒は新しい服を新調して親戚の家に出かけ、みんなでお祝いします。私はその光景がすごく好きで、無意味に街をドライブしてその雰囲気を見て回っています(笑)
我が家の2021年の抱負 (Kana)

2021年の我が家の予定としては、長男がクアラルンプールの大学に通い始める(現在はオンライン授業)、次男はIGCSEの試験を控えている、私は依然アンチエイジングに勤しむという状況ですが、まずは長男の目標から。
今年の目標 (長男)
- 落第しないように大学の勉強に励む
我が家は落第者には学費は支給しない主義なので、落第したら学費は自力で支払うと約束してます。さすが勉強が好きではない長男、抱負も底辺レベルを攻めてきます(笑)
長男は、1月に私の元を離れ、クアラルンプールで大学の寮に入っていよいよ大学生活が始まります。
中学2年でオーストラリアに単身留学した経験はありますが、その時とは大きく環境が違うので、18歳での親元を離れた生活でお金の使い方と管理を学んでほしいと思っています。
“何にどのくらいお金がかかるのか?”
“自分ができないことを誰かにお願いする時に人がどう動くのか?”
“自分がなんとなく使っている時間にどれだけのお金を消費しているのか?”
今まで考える機会がなかったこれらのことを考えながら、自分の生活を充実させてほしいと思っています。
今年の目標 (次男)
- IGCSEで5Aを目指す
2021年5月に行われるIGCSEの最終Examの成績に集中するとのこと。本人は“オールA”と言いましたが、現実的な落とし所を話し合い、5つのAを目標にするというところで落ち着きました。
次男には、人生で初めて“本気で勉強する”ということを学んで欲しいと思っています。マレーシアにいるからこそ、自分のやりたいことだけをシンプルに見つめることができる。日本のように情報が多過ぎないのは、高校生にとって好都合だと私は思っています。だから、今こそ本気で目標に向かって勉強してもらいと思っています。

今年の目標 (Kana)
- 仕事を再開する
現在、コロナの影響により勤務していたホテルで外国人スタッフ契約解除となり、離職中です。やっぱり仕事したい。それが切実な想いです。
“私も働きたい!”
さらには、昨年の親子喧嘩実績2回をゼロに減らそうと思っていることも隠れた抱負です(笑)
そして最後に、コロナに負けない強い体を維持すること。これも目標です。食事を大事にして、常に前向きな気持ちを持ち、堕落し過ぎない生活を守って健康に過ごすことに責任を持ちたいですね。
我が家の2021年の抱負 (Shingo)

今年の目標 (息子)
- Year9のMathsの最終成績でグレードB以上を獲る
- 夏休みにケンブリッジ英検FCEに合格する
- IGCSEの内容の理解と自主的な科目選択
- Year10から始まるIGCSEを通じて勉強のやり方を身に付ける
我が家は、今年、息子がYear9なのですが、4月にケンブリッジ式で行われるチェックポイントというテストがあり、そこでMaths(数学)の成績が一定以上じゃないとYear10から始まるIGCSEでAdd maths(上級数学)が履修できないという我が校独自の条件があります。まずはそれをクリアすることが重要なんです。
Add mathsが履修できない場合のリスクは、大学受験の際に希望する学部の成績要件を満たさない場合があるということですが、正直、まだ息子は将来何を学びたいかが分からない段階なので、最悪Add mathsが履修できない場合は、Add mathsが不要な道を考えればいいかなと思ってます。
2つ目の目標は、ケンブリッジ英検FCEに合格すること。今のところ高校受験や大学受験で日本に帰るという予定はありませんが、コロナ禍ではいつ何が起こるか分からないので、予め準備できることはしておきたい。その1つが日本の高校の帰国生受験に必要な英語能力の証明。能力を証明するだけなら日本の英検でもいいのですが、マレーシアにいると日本の英検は通用しないので、ケンブリッジ英検のFCEのサーティフィケートを取得しておければいいなと思ってます。

3つ目は、IGCSEの科目選択が2月に迫っているので、それまでにIGCSEの各科目の内容をひと通り理解して、科目を選ぶ基準を自分の頭の中に持つこと。結局、好きな科目じゃないと集中できないし、いい成績も取れないですからね。まずはIGCSEの枠組みを息子が理解できるよう、僕としてもサポートしていきたいと思います。

最後に、勉強のやり方を身に付けてもらいたいと思っています。息子は日本にいればまだ中1なので、自己管理力(Organizing Skill)はまだまだこれから身につけていかなければなりません。こればっかりは親がいくら言っても簡単に成長する部分でもないので、自己管理できる友達から刺激を受けて、その力を徐々に身に付けていってもらいたいと思います。
今年の目標 (Shingo)
- リモートでもつつがなく仕事を遂行する
- 新たなビジネスプランを実行する
- ブログを通じてママ友パパ友を増やし、いろいろな価値観を学ぶ
昨年は、9月にマレーシアに戻ってきてからロックダウンでほぼ自宅で軟禁状態で、活動や移動が非常に制限されています。日本に戻らないとできない仕事もたくさんあるので、正直、精神的にはけっこうストレスです。
幸い、今現在は毎日やらなければならないルーティンワークはないのですが、その代わりジャッジメントの連続で、たまに抜け漏れミスもあります(苦笑)
そういった判断ミスや抜け漏れミスが致命傷にならないよう、とにかく取引先や士業の先生方とLINEやZoomでコミュニケーションをしっかり取り、うっかりミスが無いよう注意したいと思います。
2つ目は、新しいビジネスプランがいくつあるので、渡航制限が解除されたら優先順位の高いものから着手したいと思っています。新しいことにはリスクが付きものですが、チャレンジすることはワクワクします。
そして3つ目ですが、昨年11月にブログを始めてから、いろいろママさんやパパさんからTwitterなどでメッセをいただき、新しい人たちと繋がりを持つことができました。これが自分にとってはけっこうインパクトがあり、やっぱり外に向かって活動とか情報発信することは重要だなと実感しています。そうすれば、自分が知らないことを教えていただくことができます。自分1人でできることには限界があるので、非常に有意義なものになっています。
新しい価値観に触れ、刺激をもらうことで自分も学び成長できます。まだ始めたばかりの拙いブログではありますが、私たちはマレーシアに住む1人の親として情報を発信することで、皆さんといろんな情報を共有できるようにしてきたいと思っています。
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