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2022年8月、英国を代表するパブリックスクールであるハロウ校の日本校である ハロウインターナショナルスクール 安比校が岩手県の安比高原に開校します。Year7からYear13までイギリス式教育を提供する全寮制のボーディングスクールであることから話題になっています。
今回は ハロウ安比 の学費を英国本校や海外分校、またマレーシアにあるハイエンドのボーディングスクールと比較してみた上で、優位点と懸念点について考えてみました。
https://go-for-it-malaysia.com/the-first-year-of-alevel-at-epsom-college-in-malaysia/
2022年8月開校予定の ハロウインターナショナルスクール 安比 の学費が高くてびっくりした件 (マルボロ、エプソムとの学費比較)
英国の名門校ハロウ校とは
ハロウ・スクール (Harrow School, ハロウ校)は、イギリスの私立名門中等教育学校(パブリックスクール)です。
ハロウ校は「The Nine」と称される名門パブリックスクール9校のうちの1つで、1572年に女王エリザベス1世の勅許の下、地元の名士であるジョン・リヨン氏によって設立されました。
ハロウ校は、その卒業生の多くがオックスフォード大学やケンブリッジ大学に進学する最難関の進学校としても知られており、元イギリス首相であるウィンストン・チャーチルをはじめ8人の首相を輩出し、その他にもノーベル賞受賞者も含む錚々たる人物が卒業生に名を連ねています。
The Nine 一覧
- ウェストミンスター・スクール (1560年)
Westminster School - ウィンチェスター・カレッジ (1382年)
Winchester College - イートン・カレッジ (1440年)
Eton College - ハロウ・スクール (1572年)
Harrow School - ラグビー・スクール (1567年)
Rugby School - マーチャントテイラーズ・スクール (1561年)
Merchant Taylors’ School - セントポールズ・スクール (1509年)
St Paul’s School - シュルーズベリー・スクール (1552年)
Shrewsbury School - チャーターハウス・スクール (1611年)
Charterhouse School
※カッコは創立年
校舎はロンドン中心から北北西のハロウ・オン・ザ・ヒルという緩やかな丘の上にあり、広大な敷地には、校舎、ボーディングハウス(寮)、ラグビー場、サッカー場、クリケット場、テニスコート、ゴルフコースも備え、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の中のホグワース魔法学校の教室で、主人公の1人であるハーマイオニーが「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」と唱えて羽根を飛ばすシーンの撮影地としても知られています。
ハロウインターナショナルスクール 安比校とは
ハロウ校(英国本校)は、中国資本の Asia International Schools Limited (以下、AISLといいます)と事業提携し、AISLが事業主体となりアジアに分校展開を推進しています。
1998年、AISLはタイ・バンコクに初めてのハロウ校の海外分校を設立したことを皮切りに、2005年に北京、2012年に香港、2016年に上海、2020年に海口(海南島)、2021年に深圳、珠海、南寧、重慶に続々とハロウ校の分校を設立し、卒業生は世界の名門大学への進学を果たしています。
2019年4月、AISLは株式会社岩手ホテルアンドリゾートと事業提携し、スキー場で有名な岩手県の安比高原リゾート内にハロウ校の日本分校である ハロウインターナショナルスクール 安比ジャパン(以下、ハロウ安比といいます)を設立することを発表しました。
ハロウ安比は初めて設立されるハロウ校の日本分校で、2022年8月の開校を目指して準備が進めらています。
ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン
願書受付・受験:2022年4月予定
開校:2022年8月29日予定
引用元: PR TIMES (株式会社岩手ホテルアンドリゾート, 2019.4.8)
“ワールドクラスのインターナショナルスクールを日本で初めて開校!『Harrow International School APPI』岩手県安比高原に2022年8月開校する契約を締結”
ハロウインターナショナルスクール 安比校 プレゼン動画 (1分58秒)
学校概要
学校名 | ハロウインターナショナルスクール 安比ジャパン |
---|---|
住所 | 〒028-7306 岩手県八幡平市安比高原180-8 |
公式HP | https://www.harrowappi.jp/ja/ |
公式YouTube | こちら (AISL公式) |
公式Facebook | こちら (AISL公式) |
カリキュラム | イギリス式 (ケンブリッジ式) |
対象学年 | 11歳(Year7)から18歳(Year13)まで |
通学形式 | 全寮制 (通学不可) |
ハロウ安比は11歳(Year7)から18歳(Year13)までの生徒を対象とした7年制の全寮制で、イギリスの教育カリキュラム(ケンブリッジ式)を提供します。
2022年8月の開校時には日本各地だけではなく海外からの留学生も受け入れ、Year7からYear9年の生徒を対象として最低180名を募集する予定とのことで、将来的には900人の生徒数を見込んでいるそうです。
授業はすべて英語で行われ、Year11でIGCSE、Year13でAレベルの修了を目指します。
日本語や日本の文化を生かした学習内容を取り入れるほか、安比高原の環境を生かして、夏は自転車やテニス、冬にはスキーやスノーボードなどのスポーツなどを取り入れる予定とのことで、これまでの日本には存在しない贅沢な学習環境の中で世界標準のケンブリッジ式の教育を受けることができる点は大きな魅力と言えます。
入学にご興味のある方は、こちらの「入学関係でよくあるご質問」も併せてご覧ください。
気になる ハロウインターナショナルスクール 安比校の学費
学費
同校の日本語のHPにはなぜか学費の記載がありませんが、中国語ページと英語ページには学費が掲載されています。
それがこれです。
引用元: ハロウ安比 https://www.harrowappi.jp/admissions/fee/
入学金も含めて整理すると、以下のとおりです。
ハロウインターナショナルスクール 安比校の入学金と学費
受験料 | 22,000円 |
---|---|
入学金 | 772,000円 |
デポジット | 440,000円 (日本人及び日本居住者) 880,000円 (海外からの留学生) |
学費/年 | Year7:8,490,000円 Year8:8,490,000円 Year9:8,820,000円 Year10:8,820,000円 Year11:8,820,000円 Year12:9,270,000円 Year13:9,270,000円 |
この学費をパッと見た印象は「超高額で手が出ない…」というのが率直な感覚ですが、この贅沢な安比リゾートの環境の中でハロウ校の教育を我が子に受けさせたいという富裕層の方々にとっては他には代え難いものがあるのかもしれません。
奨学金
ハロウ安比のHPによると、いくつかの奨学金制度を設けており、『奨学金制度の特徴』というページで以下のように説明しています。
奨学金制度の特徴
ハロウ安比校の奨学制度の特徴は、奨学生各々が各人の専門分野で能力を伸ばし、成功を収められるよう、専門的なサポートが得られることにあります。ハロウのエキスパートとマネージャーは、奨学生の進捗状況を確認し、必要に応じて介入することにより、徹底した指導を行います。また、保護者への成績の報告なども行われます。
奨学金の支給額は個々の申請者の能力に応じて異なり、授業料の80%から10%が免除される形となっています。
奨学生は、優秀な成績を維持することを前提に、ハロウ安比校在籍中、継続して奨学金を受けることが可能です。
引用元: ハロウ安比校奨学金プログラム
詳しくは、以下のHPをご覧ください。
マレーシアでは、Aレベルの生徒を集めるために、IGCSEの成績優秀者に奨学金を提供する事例が多く見られます。
そのため、将来的には海外の英国式インターナショナルスクールでIGCSEをYear11で修了した生徒をYear12のAレベルコールに集めるための奨学金が設置されるかもしれません。
ハロウ校本校とハロウ海外分校との学費比較
ハロウ安比の学費は僕のような庶民の感覚からすれば「超高額」の部類に入ると思いますが、あまりに高額のため「それがどれくらい高いのか?」という尺度が分かりません。
そこで、ハロウ校の英国本校及び海外分校の学費と比較してみることで、ハロウ安比がどれくらいの水準なのかをチェックしてみたいと思います。
なお、ハロウ校英国本校は最低学年がYear9のため、ここではYear9学費(寮費含む)を比較してみます。
Year9の学費及び寮費
校名/国/創立年 | 学費及び寮費 |
---|---|
ハロウ英国本校 🇬🇧英国, 1572年 |
学費(寮費込み) 43,665 £ (6,605,205円) *1£=151.27円 |
ハロウバンコク校 🇹🇭タイ, 1998年 |
学費 905,500 THB (2,979,095円) 寮費 509,000 THB (1,674,610円) 合計 1,322,500 THB (4,653,705円) *1THB=3.29円 |
ハロウ北京校 🇨🇳中国, 2005年 |
HPに記載なし |
ハロウ香港校 🇨🇳中国, 2012年 |
学費 196,091 HK$ (2,800,179円) 寮費 111,459 HK$ (1,591,635円) 合計 307,550 HK$ (4,391,814円) *1HK$=14.28円 |
ハロウ上海校 🇨🇳中国, 2016年 |
学費 305,800 元 (5,268,934円) ※寮なし *1元=17.23円 |
ハロウ海口校 🇨🇳中国, 2020年 |
学費 404,400 元 (6,967,812円) 寮費 180,000 元 (3,101,400円) 合計 584,400 元 (10,069,212円) *1元=17.23円 |
ハロウ深圳校 🇨🇳中国, 2021年 |
学費 329,600 元 (5,679,008円) 寮費 103,000 元 (1,774,690円) 合計 432,600 元 (7,453,698円) *1元=17.23円 |
ハロウ珠海校 🇨🇳中国, 2021年 |
学費 427,500 元 (7,365,825円) 寮費 HPに記載なし *1元=17.23円 |
ハロウ南寧校 🇨🇳中国, 2021年 |
HPに記載なし |
ハロウ重慶校 🇨🇳中国, 2021年 |
HPに記載なし |
ハロウ安比校 🇯🇵日本, 2022年 |
学費(寮費込み) 8,820,000円 |
※為替レートは2021年10月5日16:00現在
ハロウ海外分校は中国資本のAISLという企業が母体ということもあり、そのほとんどが中国にあります。2020年から開校ラッシュが続いており、その戦略の一貫としてハロウ安比が日本に開校します。
各校の学費を比較して見ると、もっとも高額なのが中国・海南島にあるハロウ海口校で、学費と寮費の合計はなんと1000万円を超えます。また、中国経済の中心地・上海にあるハロウ上海校は寮がなく通学のみで学費は526万円、マカオに隣接するハロウ珠海校は学費だけで736万円(寮費はHP掲載なし)です。
このように、2016年に開校した上海校以降の学費がかなり高額になっており、ハロウ安比の学費(Year9=882万円)はそれらとほぼ肩を並べる水準であることが分かります。
ハロウインターナショナルスクール 安比校とマレーシアのハイエンド校の学費比較
それでもマレーシアにはハロウ校と同様に、英国の伝統的なボーディングスクール分校がいくつかあります
その代表的な2校が、ジョホールバルにあるマルボロカレッジ(Marlborough College)とクアラルンプールにあるエプソムカレッジ(Epsom College)です。
両校の学費はマレーシアの中ではもっとも高い「ハイエンド」の部類に入ります。
やや古い記事ですが、ここでは参考までに両校のWeb記事(いずれも東洋経済オンライン)をご紹介いたします。
マルボロカレッジ・マレーシア
『開校して2年、「マルボロ・カレッジ」は今』(2014.11.22)
https://toyokeizai.net/articles/-/53840
この記事は、“あのイギリス王室キャサリン妃が卒業した名門ボーディングスクールが、マレーシアのジョホールバルに分校を設立!”というノリの記事です。
エプソムカレッジ・イン・マレーシア
『英名門校「エプソム」がマレーシアへ来たワケ』(2014.8.2)
https://toyokeizai.net/articles/-/44449
『エプソムカレッジ・マレーシア校に行ってみた』(2014.11.8)
https://toyokeizai.net/articles/-/52768
『アジアで学べる英国名門校のカリキュラム』(2015.6.3)
https://toyokeizai.net/articles/-/70337
3つ記事を読むと、エプソムカレッジの伝統とマレーシア分校の施設の豪華さがよく分かります。
さて、ここでマレーシアを代表する上記ボーディングスクール2校と、ハロウ安比の中学校1年生(Year7)の学費と比較してみます。
Year7の学費(寮費込み)比較
学校名 | 学費(寮費込み) |
---|---|
ハロウ安比🇯🇵 | 8,490,000円 |
マルボロカレッジ🇲🇾 Marlborough College |
学費 111,000 RM (2,950,380円) 寮費 57,600 RM (1,531,008円) 合計 168,600 RM (4,481,388円) ハロウ比:52.7% |
エプソムカレッジ🇲🇾 Epsom College |
学費 87,135 RM (2,316,048円) 寮費 50,400 RM (1,339,632円) 合計 137,535 RM (3,655,680円) ハロウ比:43.0% |
※為替レートは2021年10月5日16:00現在(1RM=26.58円)
ハロウ安比のYear7の学費(寮費込み)は849万円。これに対し、マレーシアのハイエンド校であるマルボロカレッジの学費(同)は448万円でハロウ安比の52.7%、エプソムカレッジの学費(同)は365万円でハロウ安比の43.0%という水準です。
学校の設備などのスペックはハロウ安比と遜色ないと思われる両校の学費と比べても、ハロウ安比の学費が約2倍ほどの金額であることが見て取れます。
エプソムカレッジ、マルボロカレッジに関する疑問・質問にお答えします!
他では聞けない学校生活やカリキュラムのことなど、ケンブリッジ式カリキュラムを熟知した保護者の目線で正直にお答えしますので、いつでもお気軽にこちらよりお問い合わせください🤗
ハロウインターナショナルスクール 安比校の大きな優位点と少しの懸念点
大きな優位点
- コロナ禍では不自由な海外渡航をすることなく、日本国内でイギリス式の本格的ボーディングスクールに入学できる
- 岩手県の安比という自然豊かな環境の中で、多感な中高時代を伸び伸びと過ごせる
- 最新鋭の設備で世界標準のケンブリッジ式カリキュラムが学べる
日本を代表するウインターリゾートで世界標準ケンブリッジ式カリキュラムの全寮制ボーディングスクールで学ぶことは、中等教育の大切な時期に人格形成の面でも貴重な経験をすることができるのはこの上ないメリットなのかもしれません。
少しの懸念点
学費が高額
ハロウ安比の教育の対価としての学費は、かなり高額です。
Year9の学費でいえば、英国のハロウ本校が660万円、ハロウバンコク校が465万円、ハロウ香港校が439万円なので、もし英国本校にYear9から入れる学力があるのであれば、本校に入るのがベストですし、同じハロウの兄弟校ではバンコク校や香港校のほうがコスパは良いということになります。
多くの日本のご家庭がこの私立大学医学部より高い学費を7年間も負担し続けることができるのかは僕にはよく分かりませんが、この高額な学費を払い続けられるメインのターゲットは、おそらく中国の富裕層の子女であると思われます。
中国人にとってみれば、同じ国の中国で同水準の学費を払って地元のハロウ校に通うより、日本を代表するウインターリゾートにある日本のハロウ校に留学するほうがメリットが大きいように思います。
その意味で、この高額な学費から推測するに、生徒のコミュニティで中国人がマジョリティを占め、日本人生徒がマイノリティとなる可能性もあるのではないかという若干の懸念もあります。
このあたりは僕の勝手な想像に過ぎませんが、入学してからの生徒のコミュニティは子供にとって重要なので、親として事前に注意を払っておきたいポイントです。
IGCSE修了後、Aレベル以外の選択肢がない
世界標準のカリキュラムの1つであるケンブリッジ式の教育を提供する学校は、日本では一部のインターナショナルスクールを除いてありません。
ケンブリッジ式では、日本の高校1年生または2年生の学齢でIGCSEという中等教育課程(義務教育)を修了し、その後、日本や海外の大学に進学するためには、Aレベルと呼ばれる2年間の大学予備課程を修了して大学進学資格を取得しなければなりません。
ところがこのAレベルは実は難易度がけっこう高く、マレーシアではIGCSEを修了してAレベルのコースに進学する生徒は2〜3割ほどしかいません。
マレーシアには、Aレベル以外にも国際バカロレア、ファウンデーションコース、ディプロマコース、カナダ式高校卒業資格取得コース、オーストラリア式高校卒業資格取得コースといった選択肢があり、Aレベルよりもさらに難易度が高い国際バカロレアを除いたとしても、進路の選択肢がたくさんあるのです。
一方、ハロウ安比で学んだ生徒はそのままAレベルコースに進学することになると思いますが、万が一、IGCSEの成績が振るわずにAレベルコースに上がれないといった場合、もう一度IGCSEをやり直すか日本の高校に編入するしかなく、高校1年生(もしくは2年生)の途中で日本の高校に編入する選択肢はあまり現実的とは言えません。
マレーシアと比べて格段に選択肢が狭まる日本の教育環境で、「Aレベルしか選択できないという不自由が生徒にとって良いことなのかどうか?」という点も懸念が残ります。
ハロウ英国本校のDNAが本当に感じられるかどうか
インターナショナルスクール(特にケンブリッジ式)の先生は世界中の学校で転職の機会があるため、「旅人」のような感覚で世界のインターを渡り歩くことが多く、「2〜3年在籍したと思ったら次は別の国」というように人材の流動性がかなり高いです。
ハロウ校英国本校のバリューを実感するのに重要な「英国本校出身の先生または英国本校に勤務していた先生がどれくらいいるのか?」という要素も重要です。
本校から赴任する先生がどれくらいいるのか(他の分校からではなく本校から)、生徒に本校短期留学など交流があるのかなど、「ハロウ英国本校のDNAを感じられる機会や環境がどれだけあるのか?」ということも正直なところ気になるポイントです。
以上、ハロウ安比 を考察してみましたが、今後どのように展開し評価されていくのか、引き続き注目していきたいと思います。
https://go-for-it-malaysia.com/the-first-year-of-alevel-at-epsom-college-in-malaysia/
まとめ
ハロウ安比の学費は、中国にあるハロウの各分校と同水準でかなり高額
素晴らしい環境だが、入学に際しては優位点と懸念点を総合的に判断したい
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次回に続く
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