How to 留学・移住

【#166】“サラワク州のクチンは本当に母子留学のラストリゾートなのか?”という仮説を親目線で本気で検証してみた件

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今回も、引き続き“サラワク州クチン”のお話しです。

これまで、クアラルンプールに父子留学で4年半住んできた親の目線で見た時に、「クチンは本当に母子留学のラストリゾート(最後の切り札=適地)となり得るのか?」という仮説を独自の視点で検証してみました。

さて、その結論はいかに!?

Kana
Kana
マレー半島側に住んでると、ボルネオ島とかクチンとか、全然イメージ湧かないもんね。
Shingo
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“本当にここで子供と親子留学できるのか?”という親目線で、レポートしてみます!

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【#166】“サラワク州のクチンは本当に母子留学のラストリゾートなのか?”という仮説を親目線で本気で検証してみた件

サラワク州の州都クチン

Shingo
Shingo
まずは、クチンのおさらいから。

州都クチンとは

サラワク州は、東マレーシアのボルネオ島の西部にあるマレーシア最大の州で、南シナ海に面しています。

引用元: Wikimedia Commons “Malaysia Administrative Divisions

その州都クチンは、サラワク州の西部に位置し、空路では、クチン国際空港からクアラルンプール、ペナン、ジョホールバルなどの主要都市の国内線はもちろん、シンガポール、ブルネイへ国際線が就航しています。

主要都市との統計データ比較

マレーシアでもあまり日本人には馴染みのないサラワク州は、マレーシア最大の州です。州都クチン市もかなり広いエリアです。

とはいえ、マレーシアの他の主要都市と比べて“クチンはどんな規模の街なのか?”というのが掴みにくいので、マレーシア政府の2020年国勢調査のデータ(引用元:CITY POPULATION)から、各主要都市とクチン市の比較をしてみたいと思います。

◉ 主要都市の統計データ (2020国勢調査)
都市
(州)
面積
(km²)
人口
(2020年)
人口密度
(vsクチン比)
クアラルンプール
(W.P. KL)
243
km²
1,982,112 8,167人
/km²
(20倍)
ペナン北東部
(Penang)
119
km²
556,575 4,677人
/km²
(11.5倍)
ジョホールバル市
(Johor)
1,064
km²
1,711,191 1,608人
/km²
(4倍)
コタキナバル市
(Sabah)
352
km²
500,421 1,422人
/km²
(3.5倍)
クチン市
(Sarawak)
1,498
km²
609,205 406.7人
/km²

引用元: https://www.citypopulation.de/en/malaysia/admin/

上記表をご覧いただくと、クチン市の人口密度は1km四方に「406.7人」ですが、この数字はクアラルンプールの20分の1、ペナンの11分の1、ジョホールバルの4分の1、コタキナバルの3.5分の1ほどです。

クチン市は広い都市ですが、高層コンドミニアムは数少なく一戸建中心のエリアが広がり、人口密度のデータを見る限り、空間的にかなりゆとりがある街であることが分かります。

実際にクチン市を訪れてみると、クアラルンプールの空気感とはまったく異なり、街全体にのんびりとした大らかな雰囲気が漂っています。

クアラルンプールは東京と比べてもさほど変わらない感覚の大都市ですが、「実は本当のマレーシアは、クチンやコタキナバルなどの東マレーシア(ボルネオ島)にあるのではないか?」とも思ってしまうくらい、クチンはのんびりとした雰囲気が大きな魅力の街なのです。

クチン市内を歩いてみました

Shingo
Shingo
街を歩いてみる前に、ネットでクチンの情報を検索してみたところ…

クチン観光に詳しいお勧めブログ

市内の観光スポットの情報はTwitterハンドルネーム「LANI」さんのブログ、『マレーシア 猫と暮らすKLライフ』が一番詳しいので、皆さんにもシェアしたいと思います。

LANIさんは“元旅行仕事人”とのことで、観光情報はすごく参考になりますので、以下のtweetのリンクをクリックして2つのブログ記事をご覧ください。🤗

市内中心部 (ウォーターフロント)

Shingo
Shingo
さて、早速クチン市内を歩いてみます。

クチンの中心部は、市内の中央を貫くサラワク川沿いのウォーターフロントというエリア。大きなホテルがあるため多くの観光客が訪れており、観光スポットとしてはこのあたりが中心となります。

ホテルが立ち並ぶエリアを挟んだ川向かいには、クチンを象徴する建物である金色のサラワク州議会議事堂があります。

「クチン」という名前はマレー語で「猫」の意味から来ていますが、クチンはキャットフレンドリーな街としても有名で、街中の至るところに猫の像があります。

ウォーターフロントの川沿いを歩いていると、ゆったりと時間が流れ本当にリラックスできます 🤗

そんな散歩の風景を、YouTubeショートでご紹介してみました。

議事堂がある向こう岸には、大きな遊歩道を渡って行きます。

サラワク州は、イギリス人探検家ジェームズ・ブルック氏を初代ホワイトラジャ(白人王)として100年ほど白人王統治の独立国であったという歴史があり、その影響もあってか街中にはキリスト教の教会を数多く見かけます。

白人王統治の時代を示すように、ジェームズ・ブルック氏の息子である2代目のチャールズ・ブルック氏の記念碑がウォーターフロント正面に建てられています。

街には西洋風の建築物も多く、夕暮れ時はなんともに素敵な印象。

夜のウォーターフロントには多くの屋台があり、おつまみにサンバルで味付けしたイカのスパイシーグリルを頼んでみましたので、こちらもYouTubeショートでどうぞ!😀

クチン市のインターナショナルスクール (4校)

Shingo
Shingo
クチン市内には、4つのインターナショナルスクールがあります。

クアラルンプールやペナンの学校と比較しても、いずれも個性的な学校が揃っています。

学費はいずれも鬼のように安い(★鬼安)なので、“日本人生徒がほぼほぼ少なく、学費や生活費を抑えてできるだけ良い環境の学校に子供を通わせたい”というニーズには“ドンズバはまる!”のではないかと思われます。

※【学費】はすべて2023年度の学費で、1RM=31円*として算出しています。

1. Tunku Putra – HELP International School

トュンクプトラ-ヘルプ・インターナショナルスクール
https://tphs.edu.my/

【カリキュラム】英国式
【学年】幼稚園、プライマリースクール(Year1〜6)セカンダリースクール(Year7〜11)、シックスフォーム(Year12〜13)
【年度開始】1月 (4学期制)
【学費帯】もっとも安い
【Year1学費】RM 19,550 (606,050円*)/年
【Year7学費】RM 30,870 (956,970円*)/年
【Aレベル2年間学費】33,500RM
【学生寮】なし
【日本人生徒数】noteでご紹介予定
【公式SNS】FacebookYouTube(参考)
【note】学校紹介記事をnoteで近日公開予定

HELP Group は、大学からインターナショナルスクールまでを運営する総合学校法人で、このトュンクプトラ-ヘルプ・インターナショナルスクールは、クアラルンプール(KL)やジョホールバル(JB)にもあるHELPの系列校です。

教育の品質管理は、クアラルンプールのHELPのヘッドクォーターが行っており、非常にしっかりしています。

小学校のカリキュラムは世界的に評価の高いイギリスのIPC(International Primary Curriculum)をクチンで唯一採用しており、地元からの人気が高く支持厚い学校です。

以下に、HELP各キャンパスの2022-23年度の学費をご紹介しますと、クチン校は特にプライマリーの学費が割安なので、KL校やJB校と教育品質が同等であることを前提とすれば、かなりお得感があるのではないかと思います。

◉ HELPの学費 (2022-23年度)
校舎 Year1 Year7
KL校 RM35,946
(1,114,326円*)
RM48,165
(1,493,115円*)
JB校 RM27,000
(837,000円*)
RM30,000
(930,000円*)
クチン校 RM19,550
(606,050円*)
RM30,870
(956,970円*)

2. Borneo International School

ボルネオ・インターナショナルスクール
http://www.borneo.edu.my/

【カリキュラム】英国式
【学年】プライマリースクール(Year1〜6)セカンダリースクール(Year7〜11)、シックスフォーム(Year12〜13)
【年度開始】1月 (4学期制)
【学費帯】★鬼安
【Year1学費】RM 10,560 (327,360円*)/年 (2023年度)
【Year7学費】RM 13,147 (407,557円*)/年 (2023年度)
【Aレベル学費】33,300RM (1,032,300円*)/18ヵ月
【学生寮】なし
【日本人生徒数】noteでご紹介予定
【公式SNS】FacebookYouTube
【note】学校紹介記事をnoteで近日公開予定

15年以上の実績がある学校法人が2017年にインターナショナルスクールを開設し、2023年1月にはいよいよクチン空港近くに新キャンパスを開校します。

幼稚園は今のところ設置予定ありませんが、Aレベルまでを提供する英国式カリキュラム一貫校です。

小学校から中学校にかけて、独自のロボティクスの授業をカリキュラムに組み込んでおり、STEM教育に注力しているところが個性を際立たせています。

学校としてはまったくの新設校でないので安心感がある上、学費が激安なのにもかかわらず新キャンパスはかなり豪華なものになり、これからマレーシアで教育移住を検討されるご家族の皆様には、クチンでお勧めできる一校です。

2022年11月現在、日本のエージェントで初めて工事中の新キャンパスの写真を撮らせていただいたので、少しだけシェアします〜!🤗

Photo: 工事が進む新キャンパス その1 (2022年11月)

Photo: 工事が進む新キャンパス その2 (2022年11月)

Photo: 工事が進む新キャンパス その3 (2022年11月)

空港もかなり近く、周辺住環境も良好なので狙いです。

ちなみに、空港が近いといっても、飛行機の騒音はまったく気にならない距離があります。

3. Lodge International School

ロッジ・インターナショナルスクール
https://www.lodgeschool.edu.my/

【カリキュラム】英国式
【学年】幼稚園、プライマリースクール(Year2〜6)セカンダリースクール(Year7〜11)、シックスフォーム(Year12〜13)
【年度開始】1月 (4学期制)
【学費帯】★鬼安
【Year2学費】RM 7,340 (Year2 : 227,540円*)/年
【Year7学費】RM 9,180 (284,580円*)/年
【Aレベル2年間学費】40,000RM
【学生寮】なし
【日本人生徒数】noteでご紹介予定
【公式SNS】FacebookYouTube(参考)
【note】学校紹介記事をnoteで近日公開予定

1953年創立のクチンで最も歴史のある伝統校で、Aレベルまで英国式カリキュラムの一貫教育を提供し、Aレベルの生徒数と実績はクチン随一を誇ります。

マレーシア全土で最も学費が安いというインターナショナルスクールで、地元ではかなり人気高い学校で、韓国人の母子留学の親子はけっこう攻め入ってます。

4. St Joseph’s International School Kuching

セントジョセフ・インターナショナルスクール・クチン
https://stjosephkuching.edu.my/

【カリキュラム】英国式
【学年】セカンダリースクール(Year7〜11)、シックスフォーム(Year12〜13)
【年度開始】1月 (4学期制)
【学費帯】★鬼安
【Year1学費】小学校なし
【Year7学費】RM 10,600 (328,600円*)/年
【Aレベル2年間学費】RM 24,600 (762,600円*)/2年
【学生寮】なし
【日本人生徒数】noteでご紹介予定
【公式SNS】FacebookYouTube
【note】学校紹介記事をnoteで近日公開予定

同校は、カトリック系のミッションスクールです。プライマリースクールの設置はなく、セカンダリーのみの設置で、KLにあるセントジョセフ・インターナショナルスクールとはまったくの別法人です。

コースとしては、Year13のAレベルまであり、学費がほぼほぼマレーシア最安値水準であることから、ローカルのからの支持が厚い学校の1つです。

2023年には、豪州各主要都市にキャンパスを持つカトリック系大学 Australian Catholic University (ACU)のファウンデーションコースをセントジョセフ・インターナショナルスクール・クチン校に設置する予定とのことで、Aレベルか、ACUのファウンデーションコースか、選べるようになるとのことです。

このACUのファウンデーションコースは豪州本校にもあり、入学要件はIGCSEで「4C」となっているので、セントジョセフ・インターナショナルスクール・クチン校に設置されるファウンデーションコースも、おそらく同じ水準の入学要件になるのではないかと思います。

ACU ファウンデーションコースの
豪州本国の入学要件

引用元: Australian Catholic University “Foundation Studies

このセントジョセフ・インターナショナルスクールも、アグレッシブな韓国人の母子留学の親子は攻め入ってます。

ショッピングモール

Shingo
Shingo
クチン市内には、いくつもの大きなモールがあります。

今回、現地エージェントの人に「一番大きいモールに連れてって!」とお願いしたところ、VavaCity Megamallを案内してくれました。

VivaCity Megamall

早速、モールの中に入ってみます。

クアラルンプールの一般的なモールと比べても遜色ない大きさがあり、中には日本人御用達のユニクロや…

困った時の駆け込み寺、我らがダイソーも入っています。

そしてPCやデバイス関連ショップもこのとおり充実の品揃え。

そして、一番気になるのが食品スーパー。ローカルの人たちに人気なのはこのEver Rise。

品揃えを見てみましたが、クアラルンプールで人気のスーパーであるVillage GrocerやJaya Grocerと比較しても遜色ない新鮮な商品が並んでいます。

お惣菜コーナーには、お寿司のパックも売っており…

日本食材コーナーもけっこう充実しています。

マレーシアではお酒は安くないのですが、このとおり日本のお酒もかなりの品揃えで販売されてます。

もちろん、スタバだってあります 😊

このVivaCity Megamallは直結のコンドミニアムがあり…

ここ(Jazz Suite)に住めば、かなり便利だなという印象を受けました。

VivaCity Megamall の Jazz Suite に住めば、生活の便がかなり良い上に、通学の拠点として考えても非常に便利です。

つまり、どの学校にも車で15分圏内なのでアクセスが良いので、住まいとしては十分候補として考えられるわけです。

引用元: Google Map

この Jazz Suite は、エアビーでもかなりの部屋数がリスティングされていますので、賃貸契約をいきなりするのではなく、いったんエアビーで試してみるのもありかなと思います。

まず、クチン渡航当初はエアビーで住み、少し土地勘を掴んでから、本格的な家探しをするほうが、リスクが少なくて良いのではないかと思います。

【#47】 マレーシア で家を借りる時のプロセスと部屋選びのポイント“Go for it マレーシア教育移住日記”にご訪問いただきありがとうございます。 マレーシア に教育移住した際、まず最初に必要...

その他の代表的なモール

Shingo
Shingo
その他の代表的なモールは、次のとおりです。

The Spring [map]

CityOne Megamall Kuching [map]

Plaza Merdeka [map]

Farley Kuching [map]

AEON Mall Kuching Central [map]

どれも大きなモールですが、観光で人気のウォーターフロントに近いのは Plaza Merdeka です。

AEONモールもありました!🤗

食の楽しみ

Shingo
Shingo
サラワクは、歴史的に多様な民族が住んできた経緯から、食文化も独自の発展を遂げてきました。

特に、私たち日本人には馴染みやすい中華料理は、安くて美味しいお店がたくさんあります。

サラワクといったら「サラワク・ラクサ(Sarawak Laksa)」と「コロミー(Kolo mee)」が有名ですよね。

そしてサラワクに来たらシーフードということで、いずれもローカルの人から“この店はmust try!”というレストランを紹介してもらったので、少しだけシェアします。

ローカル朝食

Shingo
Shingo
まずは朝食。

Kanaさんが地元の人に紹介してもらったという人気店、春園茶室(Choon Hui Cafe)。

Kana
Kana
そう、ここは私がタクシーの運転手のオジさんに紹介してもらった地元の人気店!

*すべて1RM=31円で計算

Choon Hui Cafe [map]

お店の中は、朝から大混雑しています。

そして、お目当てのサラワク・ラクサは、SサイズでRM8(248円*) と激安。

Sサイズだとすぐ食べ終えてしまうので、あわせてSサイズのコロミー(RM5=155円*)もいただきました。

シンプルな味ですが、ちぢれ麺の食感がなんとも言えないほど美味しかったです!

中華街ランチ

Shingo
Shingo
クチンの街は中華系の人の多い街。

お昼に中華街にも足を運んでみると、こんな感じで賑わっています。

ローカルの人が「ぜひ行きなさい!」というサラワク・ラクサのお店が、この海南鶏飯閣(Little Hainan)。

Little Hainan @ Padungan [map]

早速、お店の中に入ってみると、その雰囲気は“お洒落中華カフェ”といった印象。

まずは、アイスのチャイニーズティーを注文して…

この日のランチのお目当てである看板麺料理のサラワク・ラクサを注文してみたところ、今まで食べたラクサの中で、最もお洒落な見栄えのラクサが出てきました。

ヌードルタイプは、ビーフンではなくコロミーを選択。サラワク・ラクサは必ず酢橘が付いきますが、その酢橘の酸味がちぢれ麺、カレー風味のスープが相まって、なんとも美味しいのです!!🤗

歴代1位に躍り出るほどの美味しいラクサに、すっかり魅了されてしまいました!😃

シーフードディナー

続いて、ウォーターフロントからもほど近くにあるシーフードレストランの Topspot Food Court に、夜にシーフードを食べに出掛けてきました。

Topspot Food Court [map]

このフードコートは入り口が分かりにくいのですが、ビルの屋上にあります。

屋上のフロアにはいくつものお店が並んでいますが、今回はローカルの人お勧めの「No.6 Ling Loong Seafood」というお店で食事をいただくことにしました。

店先には、新鮮な海鮮の食材が並んでいます。

現地エージェントの人に勧められたのが、このエビ炒め(Salted Prawn)と…

アサリのスープ(Lala soup)。

ビールとともに美味しくいただきました 😊

【コスト試算】激安校に子供2人と母子留学した場合

Shingo
Shingo
今回、僕がクチンに行ったのはS-MM2Hのビザ申請のためですが、母子留学の目的地としてもクチンは非常に魅力があります。

というのは、クチン市内にある4つのインターナショナルスクールのうち、3校がマレーシア最安値水準の学費であるからです。

ここで、その3校のうち、新キャンパスを2023年1月に移転し、現在新入生を積極的に募集しているボルネオ・インターナショナルスクールを事例に取り、実際に母子留学を始める際の初年度のコストをシミュレーションしてみたいと思います。

◉ ボルネオ・インターナショナルスクール

イメージイラスト: 学校正面エントランス

母子留学の設定条件

日本の公立小学校に通う「小学4年生(5月生まれ)」と「小学1年生(2月生まれ)」のお母さん(40歳)の親子が、ボルネオ・インターナショナルスクールに2023年1月に入学すると仮定して、コストをシミュレーションしてみます。

ボルネオ・インターナショナルスクールを含むクチン市の新学年は、1月スタートで4学期制です。

◉ コスト試算の条件
親子 日本の学年
(生まれ月)
ボルネオ
インター
入学学年
取得予定
ビザ
母親 40歳 保護者ビザ
第1子 小4
(5月生)
Year 6
(term1)
学生ビザ
第2子 小1
(2月生)
Year 2
(term1)
学生ビザ

学費

ここでは、制服代、教科書代、遠足代、ランチ代、ビザ申請手数料など、学校によって異なる細かいコストは含みませんので、あらかじめご了承ください。

※2023年度費用 (出所: ボルネオ・インターナショナルスクール)

入学初期費用

項目 単位 費用
(2人分)
Application Fee
出願料
RM200
(6,200円*)
RM400
(12,400円*)
Administration Fee
登録料
RM100
(3,100円*)
RM200
(6,200円*)
Admission Fee
入学金
RM4,000 (1人目)
(124,000円*)
RM2,000 (2人目)
(62,000円*)
RM6,000
(186,000円*)
Security Fee
保証金
RM 2,000
(62,000円*)
RM4,000
(124,000円*)
合計 RM10,600
(328,600円*)

*1RM=31円として計算

年間授業料等

学年 授業料/年
Year2 RM 10,560
(327,360円*)
Year6 RM 10,890
(337,590円*)
2人合計 RM21,450
(664,950円*)

*1RM=31円として計算

Kana
Kana
学費、激安ですね…
Shingo
Shingo
本当に安いんですよね。

住まいのコスト

Shingo
Shingo
続きまして、家を借りるコストの試算。

1つ、事例を挙げて試算してみたいと思います。

“マレーシアのSUUMO”と呼ばれる不動産物件検索サイト「iProperty.com」で、物件名から検索していただくと、その時に市場に出ている賃貸借物件がチェックできます。

ここでご紹介するのは、VivaCity Megamallにあるコンドミニアム「Jazz Suite」にある「2ベッドルーム(2LDK)」のお部屋です。

参照元: iProperty Malaysia “Rent

これを見ると、「847sq.ft(約79平米)」「2ベッドルーム」「1バスルーム」「1パーキング」という条件で、RM2,200(68,200円*/月)の家賃の物件であることが分かります。

この物件を契約した場合、初期費用と年間コストを試算してみます。

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物件賃貸借の初期費用

項目 単位 費用
エージェント
手数料
家賃
1ヵ月分
RM 2,200
(68,200円*)
デポジット 家賃
1ヵ月分
RM 2,200
(68,200円*)
ユーティリティー
デポジット
家賃
0.5ヵ月分
RM 1,100
(34,100円*)
前家賃 家賃
1ヵ月分
RM 2,200
(68,200円*)
合計 RM 7,700
(238,700円*)

「エージェント手数料」はいわゆる仲介手数料で、この仲介手数料は「かかる物件」と「かからない物件」があり、物件に依存します。

「デポジット」とは日本的に言えば「敷金」で、いわゆる保証金です。何か設備を汚損破損した場合、退去時にここから原状回復費として控除されてから残額が返金されます。

「ユーティリティーデポジット」とは、退去時の光熱水費の清算のための保証金です。水道光熱費は、電力会社、水道会社、ガス会社から後日請求されるので、退去した日までの金額をその場で清算することができません。

したがって、最終的に清算される光熱水費をユーティリティーデポジットから控除されて、残額を後日オーナーが銀行振込等で返金してくれます。

ということで、初期費用のトータルは「約24万円」ということになります。

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年間生活費

続いて、年間の生活費です。

項目 単位 年間費用
家賃
(残り11ヵ月分)
RM2,200/月
(残11ヵ月分)
RM24,200
(750,200円*)
食費
(外食含む)
RM1,800/月
(12ヵ月分)
RM21,600
(669,600円*)
光熱水費
(電気ガス水道)
RM400/月
(12ヵ月分)
RM4,800
(148,800円*)
通信費
(ネット代)
RM100/月
(12ヵ月分)
RM 1,200
(37,200円*)
通信費
(携帯代)
RM35/月
(12ヵ月分)
RM420
(13,020円*)
合計 RM52,220
(1,618,820円*)

初期費用で1ヵ月分の前家賃を支払っていますので、家賃は残り11ヵ月分となります。

食費は月に「5万円強」と仮定して試算していますが、マレーシアではお酒が高いので、ワインやビールをよく飲むご家庭の場合、もう少しコストが上がります。

また当然のことながら、外食を増やせばさらにコストがかかります。

光熱水費は、「電気」「ガス」「水道」の3点セットです。

通信費のうち、家のインターネット代(WiFi)は家賃にコミコミという場合もありますが、大抵の場合、自分で契約しなければなりません。

子供がもしオンライン授業になった場合でも困らない「100Mbps」は最低でも確保し、その場合の最も安いプランだと月に概ね3,000円ほどとなります。

携帯は、お母さんだけの分であれば、月にRM35(1,085円*)〜RM50(1,550円*)ほどあれば十分足りると思います。

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初年度トータルコスト

「結局、初年度いくらかかるのか?」をまとめてみると、次のとおりとなります。

区分 項目 年間費用
学費 入学
初期費用
RM10,600
(328,600円*)
年間
授業料
RM21,450
(664,950円*)
生活費 住まい
初期費用
RM 7,700
(238,700円*)
年間
生活費
RM52,220
(1,618,820円*)
合計 RM91,970
(2,851,070円*)

小学生の子供2人を激安校ボルネオ・インターナショナルスクールに入学させる場合、初年度の概算総費用は「285万円」となり、月々に均すと「約24万円」となります。

2年目からは初期費用が除外できますので、2年目以降の年間費用は「228万円」となり、月々に均すと「約19万円」になります。

2人の子供をインターナショナルスクールに通わせ、お母さんを含めた家族の生活費込みで月に19万円ということは、単純計算で「子供1人当たり=9.5万円/月」ということになり、日本の私立中学の学費とたいして変わらない額になるのではないかと思います。

このように、クチンには激安校があるので、決して教育移住を実現できない水準の費用感ではないということかお分かりいただけるかと思います。

Kana
Kana
これなら手が届くというご家庭も、きっとあるでしょうね。
Shingo
Shingo
はい、この金額でマレーシアインターへの母子留学を実現できます!

母子留学実現までのフロー

Shingo
Shingo
最後に、母子留学実現までの流れをざっと解説します。

母子留学のゴールの設定

親子留学や教育移住を目指す場合、まず初めに考えなければならないのが「留学のゴール」です。

例えば、小学校低学年から2〜3年をマレーシアで留学し、その後、日本の中学の帰国生受験を目指すというのも1つのゴールですし、セカンダリースクール(中高)から留学して、日本の高校や大学の帰国生受験を目指すのもまた1つのゴールです。

さらには、お子様が海外の大学を目指したいということであれば、高校卒業までマレーシアで学び、海外大学受験を目指すというもの1つのゴールです。

何年マレーシアで過ごすかによって、学費や生活費の予算も進学ルートも大きく変わってくるので、何歳から留学するのであれ、まずは渡航を決意する段階で「いつまでの留学するのか?」というゴールをある程度想定しておくことが重要です。

留学のゴール設定については、過去の記事『マレーシアへの教育移住、ゴールをどこに設定しますか?』をご覧ください。

【連載7】マレーシアへの 教育移住 、ゴールをどこに設定しますか?“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。 親子で 教育移住 を考えた時、そのゴ...

学校の選定

ゴールを頭に浮かべたら、次は学校選びです。

クチンの場合、4校しかありませんが、ロッジ・インターナショナルスクールとセントジョセフ・インターナショナルスクールはローカルからもかなり支持されている学校のため、学年によってはなかなか空き出ないこともあります。

一方で、トュンクプトラ-ヘルプ・インターナショナルスクールは新キャンパスが2020年から稼働したためにまだ生徒収容人数には余裕があるのと、ボルネオ・インターナショナルスクールは2023年からいよいよ新キャンパス運用開始となり、キャパシティーが大幅に拡大します。

よって、比較的入学しやすいのは、トュンクプトラ-ヘルプとボルネオの2校となりますが、いずれも学費はクアラルンプール、ペナン、ジョホールバルの学校と比べてもかなり割安なので、お好みの方を選んでいただければと思います。

なお、クチンのインターナショナルスクール4校の新年度は、いずれも1月スタートとなります。

出願

一般的に、入学試験を受けるために提出を求められる書類は以下のとおりです。

出願時に提出する書類

  • 願書
  • 成績証明書 (過去1〜3年分が一般的)
  • パスポートコピー (本人・保護者)
  • 顔写真 (本人・保護者)

入学試験

インター校の入学試験は随時行っておりますので、各インター校のアドミッション担当者と入学試験のスケジュール調整を行い、入試の日を確定いたします。

コロナ後もオンラインで入学試験を実施している学校も多くありますので、この場合、マレーシアに渡航することなく日本から Zoom や Google Meet で試験と面接を受けることができます。

入学試験の内容につきましては、過去の記事『インター校の入学試験って実際どんな感じなの? アンケート調査した中から、2つの学校の回答をご紹介』をご参照ください。

【#114】インター校の入学試験って実際どんな感じなの? アンケート調査した中から、2つの学校の回答をご紹介“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。 今回は、皆さん気になる インターナシ...

合否の確認

入学試験の日から概ね数日〜10日以内に、学校から合否の結果の通知があります。

学校によっては基礎的な英語力を求める学校もありますが、多くの学校ではEAL(英語補講クラス)がありますので、特に小学生の場合は何とかして受け入れようと考慮してくれます。

合格となった場合、学校からオファーレターが発行され、入学承諾書にサインをして学校に返送し、入学金を納付した時点で入学が確定します。

入学やビザ申請に必要な書類の準備

入学までに学校に提出する書類は、一般的に以下のとおりです。

ビザ申請のために入国管理局に提出する書類

  • 英文の出生証明書
  • 英文の婚姻(離婚)証明
  • 英文の銀行残高証明書
  • 英文の保険証券

学校に提出する書類

  • 英文の在学証明書 (または退学証明書)
  • 英文の成績証明書
  • 英文の推薦状
  • 英文の各種検定証書
  • 予防接種履歴申告書
  • 英文の診断書 (持病がある場合)

詳しくは、過去の記事『マレーシアのインター校に入学する時に必要な10個の書類について解説してみた』をご参照ください。

【#105】マレーシアの インター 校に入学する時に必要な10個の書類について解説してみた (本記事は2021年6月25日にブログに投稿ですが、2022年3月18日に最新情報に更新しております。) “Go for ...

クチンへ渡航

母子留学を開始するため、いよいよマレーシアのクチンに渡航します。

日本からクチンへの直行便はありませんので、クアラルンプールかシンガポールを経由することになりますが、シンガポールだとクチンへのトランジットが国際線になるため、クアラルンプール経由のほうが無難でしょう。

入学日の1週間前ほどにマレーシアに渡航されるケースが一般的ですが、まずはホテルやエアビーのレンタルハウスに宿泊し、通学の予行演習、学校指定の制服等の購入、生活圏の現地視察、賃貸物件の視察などを行ってください。

通学スタート

いよいよ入学の日がやって来て、母子留学スタートです。

日本と違って入学式はありませんが、初日には簡単なオリエーンテーションがあり、学校スタッフから諸々の説明を受けます。

スクールバスを利用しない場合、この日からお母さんは車での送り迎えがスタートします。

ビザの申請

学前あるいは入学時に必要書類を学校に提出すると、学校側は生徒の学生ビザの申請を行います。

親の保護者ビザが必要な場合、学生ビザと一緒に申請してくれる学校もあれば、保護者ビザのみ保護者が自分で申請しなければならない学校もあります。

いずれにしても、マレーシアには観光ビザで入国しているので、入国後すぐに学生ビザと保護者ビザの申請を行い、入国日から90日以内にビザ取得を済ませる必要があります。

ビザ申請に必要な書類については、過去の記事『マレーシアのインター校に入学する時に必要な10個の書類について解説してみた』と『母子留学の命綱 “保護者ビザ” の申請から取得までの実務』をご参照ください。

【#105】マレーシアの インター 校に入学する時に必要な10個の書類について解説してみた (本記事は2021年6月25日にブログに投稿ですが、2022年3月18日に最新情報に更新しております。) “Go for ...
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結論

Photo: ウォーターフロントから眺める夕日

Shingo
Shingo
クチンでの母子留学、イメージ湧いたでしょうか?

マレーシアには数多くのインターナショナルスクールがありますが、ここまで激安水準の学校が揃っているのはマレーシアの中でもクチンだけです。

クチンなんて知らない…」とか、「ボルネオ島ってどこ…?」っていう方もおそらく多いかと思いますが、4年半クアラルンプールで父子留学をしている親目線で考えた時、結論としては、クチンは十分に親子留学の目的地の候補として考えられると感じました。

日本からの往復では、クアラルンプールかシンガポールでのトランジットが必要なので、ちょっと面倒くさいというのも本音ではありますが、その面倒くささを埋め合わせて余りあるコストパフォーマンスと、ゆったりとしたクチンの雰囲気や風土は最高にリラックスできるので、大いに魅力です。

母子留学の学校選びをする際、クアラルンプール、ペナン、そしてジョホールバルだけでなく、ぜひクチンもあわせて検討してみてはいかがでしょうか?

Kana
Kana
クチンで生活するイメージが湧きました〜!

Photo: ウォーターフロントにあるホテルのバーから眺める夜景

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次回に続く

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