“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。
車社会のマレーシアでは、車抜きでは生活するのはなかなか大変です。
そんな中、意外に知らないが タイヤ の空気の入れ方と適正空気圧です。日本ではガソリンスタンドのスタッフがやってくれますが、マレーシアでは タイヤ の空気が減れば自分で空気を入れなければません。
今回は、適正空気圧の確認方法とガソリンスタンドでの タイヤ の空気の入れ方についてレポートします。
意外と知らない車の タイヤ の適正空気圧と空気の入れ方 in マレーシア
タイヤ の空気圧は意外と重要
子供の日々の学校への送り迎えやスーパーやモールへの買い物など、マレーシアの生活では自動車がないと生活できないと言ってもいいくらい自動車は重要な生活の足となってます。
そんなマレーシアですが、僕はマレーシアに移住するまで自分で車のタイヤの空気も入れたことは1度か2度しかなく、マメにタイヤの空気圧を管理しなきゃいけないという意識もありませんでした。
マレーシアでは高速道路の制限速度は110km/hなので、多くの高速道路で制限速度が80〜100km/hである日本と比べて皆さんかなり飛ばして走ります。そして、路面の状況は凸凹も多く日本ほど良くありません。
毎日の子供の学校の送り迎えで1日に20〜30km走ることはザラにあります。車のタイヤの接地面積はハガキ1枚分ほどと言われ、自動車は4輪なのでハガキ4枚ほどの面積で1トンから2トンの重量がある車体を支え、そんな車を私たちは日々運転しているのです。
タイヤの空気が抜け気味だと接地面積は広くなって摩擦が増えるので、低い空気圧のタイヤで走っていると燃費にも影響します。
安全性や経済面から見ても、適正なタイヤの空気圧を日常的にチェックしておくことは、快適な車生活を送る上で重要なことなのです。
タイヤ の適性空気圧とは?
自分の車の適正なタイヤの空気圧は、たいていの車の場合、運転席のドアを開いたところにステッカーで表示されていますので、そこをチェックします。
表示をアップして見てみると…
ブルーの枠のところがタイヤのサイズです。僕の車の場合タイヤサイズは1種類しかないですが、複数のタイヤサイズが利用できる車はサイズごとに適正空気圧が表示されています。
赤の枠のところは、常時乗車する人数と積載貨物を表します。僕の車の場合、定員は7人乗りですが、普段は息子と2人だけで荷物も多く載せることはないので、上段の「5人+荷物」のところを見ます。
そして、オレンジの枠のところが適正空気圧で、僕の車の場合、前後輪ともに「220kPa」という空気圧が適正であることが分かります。(“kPa”は空気圧の単位です)
適正な タイヤ 空気圧でない場合のデメリット
ブリヂストンのホームページによると、その具体的なデメリットは以下のとおりです。
< 空気圧が不足している場合 >
- 偏摩耗の発生 (片減り摩耗、肩落ち摩耗)
- 摩耗ライフの低下
- 操縦安定性を損なう
- 燃費の低下
- タイヤの損傷 (ブリーディングCBUやヒートセパレーションの発生)
< 空気圧が過多の場合 >
- 偏摩耗の発生 (センター摩耗)
- 摩耗ライフの低下
- 乗心地の悪化
- カット、ショックによるコード切れ及びバースト発生の懸念
引用元: ブリヂストンHP “タイヤの空気圧について”
タイヤの空気圧は高すぎても低すぎても良くないようで、いずれにしても乗り心地の悪化、操縦安定性への悪影響、燃費の低下などのデメリットがあり、常に適正な空気圧を維持することは重要なのです。
タイヤ の空気を入れる適正頻度とは?
こちらもブリヂストンのホームページによると、タイヤの空気圧が低下する最大の原因は「自然空気漏れ」だそうです。
乗用車用のタイヤは、1ヵ月で5~10%ほど空気圧が低下するそうで、2012〜16年に実施した調査では、28.8%のクルマが空気圧不足だったそうです。
引用元: ブリヂストンHP “タイヤの空気圧について”
このデータを前提とすると、僕の車ではいったん適正空気圧である220kPaに空気を入れたとしても、1ヵ月後に空気圧は5〜10%ほど低下して198〜209kPaとなり、タイヤへの悪影響が生じてきます。
したがって、タイヤに空気を入れるのはちょっとした面倒な作業ですが、適正な空気圧を保つには1ヵ月ごとに空気を入れるのが良いということになります。
ガゾリンスタンドでの タイヤ の空気の入れ方
今回は、モントキアラの近くにある PETRON に行ってきました。
ガソリンスタンドに行くと、たいてい「Angin dan Air」というサインボードの脇に空気入れマシーンが設置してあります。マレー語は読めませんが、Google先生で翻訳すると「風と空気」という意味らしく、“Air”の文字を見て空気入れなんだなと判断できます(笑)
空気入れマシーンに近寄ってみると、空気圧設定のボタンと目盛りがあります。
プラスとマイナスのボタンを押して希望する空気圧に調整することができますので、今回は僕の車の適正空気圧である「220kPa」に設定します。
そして、空気を注入します。まずはタイヤのバルブキャップを外して…
バルブの口に、空気入れマシーンからホースで繋がれているエアノズルの先端をグイッと強めに押し当て空気を注入します。
“プシュー、プシュー”と音を鳴らして空気が充填され、設定した「220kPa」に達すると“ピピッ”という音が鳴りますので、そこで空気注入完了です。
実に簡単な作業です。
最後に、他のガソリンスタンドでも機械や作業は同じですが、参考までに写真でご案内しておきます。
ペトロナス (PETRONAS)
シェル (SHELL)
カルテックス (CALTEX)
BHペトロール (BH PETROL)
まとめ
どこのガソリンスタンドでも空気を入れる機械と作業は同じ
1ヵ月に1度はタイヤの空気を入れよう
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