“Go for it マレーシア教育移住日記”にご訪問いただきありがとうございます。
私たちは親子でマレーシアに教育移住してますが、ケンブリッジ式カリキュラムのことは学校が説明してくれる範囲でしか理解していない方も多いと思います。
今回の記事では、マレーシアのインターナショナルスクールでも80%以上を占めるケンブリッジ式カリキュラムの全体像を把握し、その中でも特に重要な IGCSE を枠組みご紹介します。
https://go-for-it-malaysia.com/cambridge-01/
https://go-for-it-malaysia.com/cambridge-02/
ケンブリッジ式 IGCSE についてガチで調べてみた (前編) -これを読めば IGCSE の全体像が掴めます-
IGCSE とは
国際資格としての IGCSE
【#11】と【#12】のおさらいとなりますが、“IGCSE”とは、ケンブリッジインターナショナルが海外の教育機関向けに提供しているイギリス式の義務教育修了と同等の資格のことで、イギリス国内版カリキュラムのGCSEに対して、マレーシアなどの海外のインターナショナルスクールが実施する海外版カリキュラムのことをIGCSE(International General Certificate of Secondary Education)といいます。
IGCSEの紹介動画(1:43)
ケンブリッジインターナショナルのホームページでは、IGCSEを以下のようにサマライズしています。
- IGCSEは、世界中の主要な大学や雇用主(企業)に学業成績の証拠として認識されている。
- IGCSEとは、科目ごとの資格である。
- シラバスは国際的な見地から作られているが、言語などローカルな要素も保持している。
- イギリスのNARIC(国立学術認定情報センター)により、国内版のGCSEと海外版のIGCSEは同等であると認定されている。
つまり、私たちのようにイギリス式のインターナショナルスクールに子供を通わせている親にとって、IGCSEはイギリス国内の義務教育と同等の教育を海外で受けられるということの証明でもあると同時に、IGCSEを修了することで世界の大学への門戸が開かれ、さらには就職の際にも認知されている学業成績証明となるということなんです。