“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。
今回は、2021年12月7日から2022年1月3日にかけて日本に一時帰国したプロセスの一部始終をレポートいたします。
「長期滞在パス保有者(保護者ビザ)」かつ日本とマレーシアではそれぞれ「自宅隔離」という条件の方はきっと多くいらっしゃると思いますので、そんな皆さんの出入国に少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、息子と僕はファイザーのワクチン2回接種完了者というステータスです。
https://go-for-it-malaysia.com/visa/
2021年末に日本に一時帰国し、2022年始にマレーシアに再入国したプロセスと必要タスク (保護者ビザ・自宅隔離の場合)
11月にようやく保護者ビザが更新できた
10月上旬にようやく息子の学生ビザが1年更新され、これを受けてようやく僕の保護者ビザの申請ができるようになったので、入国管理局に数度足を運び、僕の保護者ビザもようやく11月11日に更新されました。
Photo: パスポートに貼られた保護者ビザのステッカー
保護者ビザの更新が無事に済んだので“これで冬休みには日本に帰れる!”と思い、予めとってあった航空券の日程変更をして、帰国便の日程が12/7(火)に確定しました。
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11月から保護者ビザ保有者はマレーシア再入国申請が不要に
マレーシアでは、長期にわたるロックダウンとそれに伴う出入国規制により、2021年は日本とマレーシアを自由に往き来できる状況ではありませんでした。
長期滞在ビザ保有者でも、新規でマレーシアに留学する生徒や保護者の方と同様に「MyTravelPass」や「MyEntry」といったWebサイトを通じて、入国管理局からマレーシア再入国の申請と許可をもらう必要がありました。
これによってはじめて日本への帰国とマレーシア再入国ができることとなるのですが、申請してから入国管理局側の審査にもかなり時間がかかり、挙句には“拒絶された!”というケースもあると多方面から耳にしていました。
そんな折、10月下旬に在マレーシア日本大使館からのメール配信で「長期ビザ保有者は MyTravelPass や MyEntry の申請が不要になった」という通知があり、僕は“マジかー!これで日本に帰れる!”と一人自宅で歓喜していました(笑)
在マレーシア日本大使館からのメール抜粋
●10月28日、マレーシア入国管理局が、長期滞在パス保有者については、「MyTravelPass」又は「MyEntry」を通じた入国許可申請が不要となる旨発表しました(11月1日から適用)。
この免除措置は、有効な長期滞在パスを保有している方が対象であり、新規入国や短期のビジネス渡航等に際しては引き続き入国許可申請が必要となっておりますので、御注意ください。
概要は以下のとおりです。●11月1日から、以下の長期滞在パスを保有する外国人は、パスが有効であることを条件として、「MyTravelPass」(MTP)又は「MyEntry」を通じたマレーシアへの入国許可申請を行うことなくマレーシアに入国することが可能となる。
・外交官、その扶養家族及び外国人メイド
・就労パス(カテゴリー1、2及び3)、その扶養家族及び外国人メイド
・居住者パス-技能(RP-T)、その扶養家族及び外国人メイド
・専門職訪問パス-専門家
・専門職訪問パス
・永住者(PR)、その配偶者及び子供
・マレーシア国籍者の夫、妻及び子供で、長期滞在パスを保有する者
・高齢者パス
・寡婦パス、夫(マレーシア国籍者)を亡くした女性
・学生パス、その扶養家族及び同行者
・マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)パス、その扶養家族及び外国人メイド
・居住者パス
・一時就労訪問パス(PLKS)
・外国人メイド(PRA)引用元: 在マレーシア日本大使館HP “長期滞在パス保有者の入国許可申請の免除(2021年10月28日)”
目まぐるしく変わる日本政府の水際対策
11月5日の時点ではマレーシアからの帰国は14日間の自宅待機でOKということでしたが、刻々と拡大する変異種の影響で、日本政府とマレーシア政府の判断がどのように変わるのか、予断を許さない状況になってきたのです。
オミクロン株感染拡大の国からは続々と強制隔離へ
11月下旬に南アフリカでCOVID-19の新たな変異株は、当初「B.1.1.529系統の変異株」と呼ばれていましたが、12月に入るとすぐに「オミクロン株」と名付けられて一気に報道されるようになりました。
これを受け、日本政府は今回の変異株発見で非常に迅速な水際対策強化を打ち出しました。
オミクロン株が見つかった国は即座に水際対策対象国に指定され、連日のように外務省から指定国変更のメールが入ってきており、“そのうちマレーシアも強化指定国となって日本到着初日からの自宅隔離ができなくなるんじゃないか?”と、連日ビビりながら僕も動向を見守っていました。
オミクロン株の影響で隔離期間の短縮措置が停止に
外務省からの一斉配信メールによると、“日本の隔離の待機期間の短縮措置を停止する”とのことです。
(2)12月1日(水)午前0時(日本時間)以降の帰国者・再入国者等について、有効なワクチン接種証明保持者に対する3日間停留措置の免除及び待機期間短縮措置(14日→10日)を停止します。
引用元: 外務省『新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(オミクロン株に対する水際措置の強化)』2021.11.29
これによりマレーシアからの帰国は14日の自宅隔離が確定し、短縮措置を使って11日目から自由になることを前提に入れていたスケジュールは大きく崩れ、日本滞在中に自由な日はわずか10日となってしまいました。
※【重要】2022年1月15日より、日本帰国時の隔離期間は「14日」→「10日」に変更されました。
“(1)全ての国・地域からの帰国者・入国者に求めている自宅又は宿泊施設での待機、待機期間中の健康フォローアップ、公共交通機関不使用の期間を、オミクロン株が支配的になっている国・地域(現時点では全ての国・地域)からの帰国者・入国者について、14日間から10日間に変更します。本措置は1月15日午前0時(日本時間)から行うものであり、既に日本入国済みの者に対しても同時刻から適用されます。”
新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置 (2022.1.14)
日本に帰国するために必要な書類とタスク
必要書類
日本に帰国するために必要な書類
- COVID-19陰性証明書 (日本政府指定書式)
- ワクチン接種証明書 (MySejahteraからPDFダウンロード)
やるべきタスク
やるべきタスク
- マレーシア出国前のPCR検査の予約と実施
- 成田から都内自宅までのハイヤー予約
PCR検査の予約と実施
日本に帰国するためのPCR検査は、唾液での検査でOKです(2021年12月時点)。
今回、日本への帰国便が12/7(火) 22:50だったので、実質的にPCR検査を受けられるのは12/5(日)か12/6(月)のどちらかという状況でした。
さすがに渡航前日の12/6(月)にPCR検査を受けるのはリスクがあると考えて、12/5(日)に検査を受けてすぐに結果を出してくれるクリニックを探してみました。
厚生労働省が指定する書式で結果が即日もしくは翌日に出るクリニックは限られていたので、今回は日本語か通じるモントキアラの“ひばりクリニック”でPCR検査を受けることを決めました。
ひばりクリニック初診料50RM・検査料400RMとのことで、息子と2人で900RM(24,750円)とちょっと高めのコストでしたが、安心を買うという意味では良かったと思います。
ハイヤーの予約
日本の運転免許証を持っている方なら都内の自宅まではレンタカーを選ぶ人が多いと思いますが、今回は荷物も多めで到着時間も早朝だったこともあり、我が家はハイヤーを予約しました。
厚生労働省のHPを見ると、コロナ対応の基準を満たすハイヤー会社の一覧が掲載されています。
基準を満たすハイヤー会社
※2023年5月26日現在、ジャンプ先ページがなくなりました。
この中から、今回は星丸産業さんのハイヤーサービスを予約することにしました。
星丸産業ハイヤーサービス車種は大型ミニバンのトヨタ・アルファード、都内までの料金は税込28,000円です。
レンタカーを比べると高いのは仕方ありませんが、荷物が入らない心配がないアルファードが予め確定しており、家まで直接送ってくれるならコストはある程度高くても仕方ないと思います。
同社のサービスは非常に良かったので、また利用させてもらってもいいかなという感想です。
★2021年12月、マレーシア出国から東京の自宅まで
Grabだと基本的にコンパクトカーか小さめのセダンタイプの車が迎えにくるので、スーツケース3個が入るか若干心配がありましたが、助手席に小さめのスーツケースを1個置いてもらうことですべての荷物を積むことができました。
クアラルンプール国際空港 (KLIA)
KLIAはわりと人がいる様子で、“意外に出国する人はいるんだなぁ…”と感じました。
早速、JALのカウンターで荷物を預けます。
出国審査を通過し、搭乗口の手前で出発時刻まで1時間あったので、搭乗前のいつものルーティンであるビールをいただきホッと一息。
今回お世話になるのは、JALのボーイング787ドリームライナー。
そうこうしてる間に出発時刻となり、クアラルンプール上空を通過して成田に向かいます。
眼下に見えるKLCC、その真ん中に圧倒的な存在感でそびえ立つペトロナスツインタワーをまるで観音様を見るように拝み、“すぐ帰ってきます!”と心の中で呟きます。
成田空港
このピンクの札が手渡され、PCR検査から入国完了までの各工程でこの札をスタッフの方に見せながら進んでいきます。
2つのコロナ管理アプリのインストール
日本入国後、まずやらなければならいのが2つのアプリのスマホへのインストール。できれば事前にインストールだけしておいた方がベターですが、設定方法は空港スタッフの方が丁寧に教えてくれます。
◉ MySOS – 救命・救急 応急手当ガイド AEDマップ
※ アプリストアへのリンクを削除しました。(2023.3.16追記)
◉ COCOA – 新型コロナウイルス接触確認アプリ
※ アプリストアへのリンクを削除しました。(2023.3.16追記)
すべての工程を終えて最後に税関を通過すると、ようやく入国です。
我が家はハイヤーで2時間かけて、ようやく東京の自宅に着きました。
帰国から隔離期間を含む日本滞在中の注意事項については、以下の厚生労働省のHPが分かりやすいので、ご参考までにシェアしておきます。
https://www.hco.mhlw.go.jp/※ リンク先サイトが削除されました。(2023.6.1追記)
ちょっと怖いMySOSでの監視
位置確認は毎日欠かさずに対応することができましたが、ビデオコールは早朝に着信して気付かなかったりトイレに行ってる間に気付かなかったりと、3回ほど着信に対応できませんでした。
そんな不在着信となってしまった日の翌日の12/20(月)、早朝に誰かが家に訪ねてきたようです。
我が家のインターホンでは、訪ねてきた人の姿が写真に残されてモニターで確認することができるのですが、それを見ると、何やらバインダーを片手に警備会社の職員のような人の姿が写っています。
そして、我が家のポストには以下のペラ紙の通知文が入れられていました。
要するに、“委託した警備会社の職員が、あなたの監視のために訪問しました”とのこと。そして、“電話かメールで連絡してください”との指示が書かれています。
この通知に気付いてすぐに、ここに記載のある入国者健康確認センターに電話しましたが、何度電話を掛けても混み合っていて繋がらなかったので、メールで連絡することにしました。
メールで「スタッフの人が訪問した際のモニター写真がちょっと怖いんですけど…」とチクリと一言伝えたところ、以下の返信がありました。
入国者健康確認センターです。
お知らせ頂きましたご状況承知致しました。お知らせ頂き有難うございました。
引き続きご待機へのご協力を宜しくお願い致します。入国者健康確認センター
マレーシアに再入国するために必要な書類とタスク
必要書類
マレーシアに再入国するために必要な書類
- COVID-19陰性証明書
- ワクチン接種証明書 (MySejahteraからPDFダウンロード)
- 自宅隔離許可証
基本的には、日本に帰国する際に求めらる書類と同じですが、自宅隔離を希望する場合は「自宅隔離許可証」が加えて必要になります。
やるべきタスク
やるべきタスク
- 日本出国前のPCR検査の予約と実施
- 自宅隔離申請 (Ministry of Health Malaysia)
- KLIAからクアラルンプール自宅までのハイヤー予約
PCR検査の予約と実施
マレーシアに入国する際のPCR検査は唾液検査は不可で、鼻咽頭ぬぐい液で検査する必要があります。
厚生労働省のHPによると、自費でPCR検査を受けられる機関の一覧は以下のリンクに案内があります。
自費検査を提供する検査機関一覧(全国)※ リンク先サイトが削除されました。(2024.6.7追記)
今回、我が家のマレーシアの帰国便は 1/2(日) 17:15成田発のANAでした。
マレーシア保健省のレギュレーションによると、「出発日時の72時間以内」に「鼻咽頭ぬぐい液でのPCR検査」で陰性であり、陰性証明書を所持していることが必要です。
※【重要】2022年1月13日現在、PCR検査は出発日時の48時間以内に変更されてます。
“(2022年1月13日付主要更新事項)
日本出国前検査時期について、「出国前3日以内」から「出国前2日以内」に変更しました。
マレーシア入国11~60日前に新型コロナに感染していた方への例外措置を追記しました。”
ほとんどの検査機関が1/3(月)まで正月休みという状況下、実質的にPCR検査を受けられるのは大晦日の12/31(金)のみとなるので、検査結果を即日もしくは翌日に出してもらえる検査機関を探さなければなりません。
さらに、マレーシア政府は陰性証明書の指定書式がありませんので、これまでにマレーシアへ渡航する人を多く取り扱っている実績のある医院を探して“こちらの医院の書式の陰性証明書でマレーシアにちゃんと入国できるのか?”を事前に電話で確認した上で、もっとも安いクリニックを探しました。
結論としては、新宿にあるチームメディカルクリニック新宿でPCR検査を受けることにして、大晦日に息子とともに同クリニックまでPCR検査を受けに行くことにしました。
https://www.team-medical.or.jp/location/shinjuku/
場所は、西武新宿駅の駅ビル地下の新宿PePeの中にあり、検査自体は1分で終了します。コストは16,000円で、検査後即日で検査結果がメールで通知されます。
自宅隔離申請
12月上旬に保健省のサイトを確認した時点では、申請受付期間はマレーシア帰国日の「10〜7日前」となっていましたが、12月中旬に改めてサイトを確認したところ「10〜4日前」に変更されていました。
“なんだ、申請したらきっとすぐに許可が下りるんだな…”と心の中で思ってやや油断していたのも束の間、12/28(火)付の在マレーシア日本大使館からのメールによると「10日前までに申請が必要」と変更されているではないですか!?…(汗)
オミクロン株の影響でマレーシア政府もドタバタなんだろうなと心を落ち着けつつも、マレーシア到着日の8日前の12/26(日)に申請した僕の自宅隔離申請はまだ許可が下りていない…
実は、12/24(金)の夜遅くにオンラインで申請を試みたのですが、最後のボタンをクリックした時に「システムメンテナンス中です」のサインが表示され、翌日も再び申請したのですが、やはり同じ状況だったので、“ああ、こりゃまずい…”ということになりました。
結局、12/26(日)の夜に申請は完了したのですが、12/28(火)に日本大使館からのメールを見て愕然とすることに…
不安を抱えながら待つこと数日、12/31(金)大晦日の夕方になってようやく許可が下りたとの通知メールが届きました。
本当にギリギリまで自宅隔離の許可が下りず、ホテルの予約をしないといけないかもしれないという段階になってからようやく許可が下りたので、本当に助かりました。
さて、その自宅隔離申請ですが、以下のサイトで申請します。
https://hso.moh.gov.my/outbreak-portal-hqa/
(↑当サイトは2022年11月現在、終了した模様です。)
申請に際していくつかの書類をアップロードする必要があるのですが、初見だと少し分かりにくいので解説してみます。
書類アップロードの部分を拡大してみると、以下のとおりです。
❸には「MY ENTRY APPROVAL」と記載されていますが、ここに保護者ビザのステッカーの画像ファイルをアップロードすればOKです。
ハイヤーの予約
◉ KA Transport Service 社のFacebookページ
KLIAに到着した後、自宅までの移動はGrabを使うことができますが、Grabだとスーツケース3個が入らない可能性があること、そして深夜2時に万一Grabが捕まらないリスクを排除するため、深夜でも快く待機してくれるハイヤーを予約しておいて安心を買うことにしました。
価格はクアラルンプールまで250RM(6,875円)でしたが、HyundaiのSTAREXという大きいミニバンなので、3個のスーツケースでもまったく問題なさそうです。
★2022年1月、日本出国からクアラルンプールの自宅まで
成田空港
1/2(日)出発当日の成田空港は、お正月ということもあり閑散としています。
息子と僕は、17:15発のクアラルンプール国際空港行きのANAに搭乗します。
今回の機材もボーイング787ドリームライナー。快適なので嬉しい限り。クアラルンプールまで約7時間のフライトです。
クアラルンプール国際空港 (KLIA)
KLIAに到着すると、空港スタッフがお客さんを先導します。座りながら MySejahtera でチェックインを済ませ、この後の指示を待ちます。
その後、PCR検査とその費用の支払へと進み、税関を通過するとようやくマレーシア入国です。
PCR検査代支払い時の注意点
PCR検査の後に支払いカウンターに進みカード決済希望と伝えたのですが、いつも利用しているカードがハンディーターミナルで決済承認されずにRejectされ、他のカード2枚も同様にRejectされました。理由は不明ですが、X(Twitter)を見ると同様にRejectされたというツイートがいくつか見られました。Grab Payなどの電子決済は利用できませんので、念のため1人あたり250RMの現金を持っておいたほうが無難です。
着陸してからPCR検査を済ませて空港を出るまで約2時間ほどかかりましたが、ハイヤーはその時間を考慮して待機してくれています。
防護服を着込んだドライバーが車に荷物を積み込み、あとは自宅まで送ってもらうだけです。
結局、自宅に到着したのは深夜3:00過ぎ。
お腹が空いたので、日本から持ち込んだカップヌードルを息子と2人で食べてからシャワーを浴びてすぐに就寝しました。
隔離、そしてようやく自由の身に
帰国当日を1日目として7日間の自宅隔離開始
ゆるゆるにはめられているので、“これ、抜けちゃうんじゃね?”と変なことを考えそうになりますが、無駄なことは考えずに皆さんしっかり自宅隔離しましょう(笑)
2020年9月にマレーシアに戻った際はホテル隔離でしたが、自宅隔離は本当に快適です。
事前に買い込んであった水もあればワインもある。お肉類は冷凍してある。足りないのは、牛乳や玉子といった生鮮品のみ。
早速、生鮮品を宅配で調達します。
今回、初めて利用しましたが、人気2大スーパーのオンラインショップは非常に便利なのでお勧めです。
Village Grocer Online Jaya Grocer Online5日目 (PCR検査)
隔離を予定通り終えるには、到着日を1日目として5日目にPCR検査を受けて陰性であることが求められています。
近所のクリニックへPCR検査のために外出することは許されているので、まずは近所のクリニックをGoogle Mapで検索。
見つけたクリニックにWhatsAppで問い合わせたところ、予約なしのウォークインでOK、検査結果は即日にメールで通知、料金は230RMで現金払いということでした。
検査結果は陰性で、無事に陰性証明書を即日ゲットすることができました。
※【重要】2022年1月13日現在、PCR検査は任意のクリニックではできなくなったようです。
『2回目検査の時間・場所は、保健所等から個人へ直接連絡がなされます。なお、2回目検査も「250リンギット」が徴収されます。』
在マレーシア日本大使館HP8日目 (リストバンドを外してもらう)
1/9(日)が隔離最終日となり、翌日の1/10(月)にリストバンドを切り落としてもらいに保健所指定の会場に出向きました。
ここにはリストバンドを外す人たちだけでなくワクチン接種会場にもなっており、多数の人たちがワクチン接種に来ていました。
息子と僕は、無事にリストバンドを切り落としてもらいました。
その日の夜、息子を学校の寮まで送り届け、すべてのミッションが無事に完了しました。
久しぶりに会う友だちの顔を見て、息子も笑顔です。
その後、僕は1人で自宅までトンボ返りして、近所で一人お疲れ様会をしました。
“行って来い”の往復コスト集計
主にはPCR検査の費用となりますが、ハイヤーなど交通費も記載しておきます。
項目 | 日付 | 価格 |
---|---|---|
PCR検査 (KL) |
12/4 | 900RM (2人分) 24,750円 |
Grab交通費 | 12/7 | 73RM 2,007円 |
PCR検査 (成田空港) |
12/8 | 無料 |
ハイヤー | 12/8 | 28,000円 |
PCR検査 (東京) |
12/31 | 32,000円 |
PCR検査 (KLIA空港) |
1/3 | 500RM (2人分) 13,750円 |
ハイヤー | 1/3 | 250RM 6,875円 |
PCR検査 (KL) |
1/7 | 460RM (2人分) 12,650円 |
合計 | — | 120,032円 |
※ 本記事ではすべて1RM=27.5円で計算
コロナ前と比べて12万円が追加で掛かったということになりますが、必要経費として考えるしかないですね。
出入国に際してのちょいネタ
車のバッテリーは線を外しておく
1ヵ月を超える不在がある時、僕はかならずバッテリーの線を外すようにしています。
車は乗らない間も車内の電子機器が動いており、バッテリーから電力を消費しています。
長い期間、バッテリーをそのままにしていると、帰ってきて車に乗ろうとした時にエンジンがかからないということがあります。そうなると、車のディーラーか整備会社、または近所のガソリンスタンドに連絡をしてエンジンをかけてもらいに来てもらう必要があり面倒です。
そうならないためには、バッテリーの線を外して電池を消耗しないようにしてくのがベターです。
マレーシア出国前
バッテリーを外すには、まずボンネットを開けます。
赤いのがバッテリーですが、2つある配線のうちいずれかを10mmスパナで外します(車種によってネジのサイズは異なります)。スパナは、MR.DIYなどのショップか、ShopeeやLazadaの通販で購入することができます。
外した線は適当に放置しておいてOKです。
バッテリーを外した後は電子キーロックが利かないので、手動で内側からドアのロックをかけてからドアを閉めます。
マレーシア帰国後
バッテリーが外されているので電子キーでドアロックの解除ができないため、物理キーを使います。通常、物理キーはこのように中から出てきます。
僕の車は運転席側に物理キーの差し込み口がないので、助手席側のドアからロックを解除します。
ドアが開いたらボンネットを開けます。
あとは外した線を元に戻して、スパナで固定して完了です。
これでエンジンをスタートして、5分くらいエンジンを回しておきます。バッテリーを外すと車内の時計の時間がズレるので、時間を合わせてください。
マレーシアに戻ったらタイヤに空気を入れる
その理由は、自然空気漏れです。
久しぶりに運転すると、駐車場の中でハンドルを切った時にキュッキュッとタイヤから音が鳴ることがありますが、これはタイヤの空気が抜けて設置面積が大きくなったことによる摩擦の増大によって起こります。
適正空気圧にしておかないとタイヤの摩耗が大きくなって寿命も短くなります。なので、隔離後にはぜひガソリンスタンドで空気を入れるようにしてください。
タイヤの空気の入れ方については、下記の記事をご参照ください。
Netflixで動画ダウンロードで機内の時間を快適に
ご利用の方もかなり多いNetflixですが、ご存知のとおり、スマホやタブレットにも簡単に映画やドラマをダウンロードすることができます。
飛行機の機内で観られる映画は必ずしも好みのものがあるとも限らないので、映画を2本くらいダウンロードしておくと、日本までの空の旅を快適に過ごすことができます。
お家にいる間に、WiFiで好きな映画やドラマをダウンロードしておくと便利です。
最後に、完全なる余談
しかも年末年始を挟むため、公的機関や病院は12月28日が仕事納めです。
タイトな日程の中で今回の帰国の大きな目的である日本の運転免許証と国際運転免許証のダブル更新、マイナンバーカード電子証明書の更新、健康診断を済ませ、その他にもお墓参り、初詣、そして日本でしか売ってない物の買い出しなどをしてきました。
そんな滞在期間でしたが、仕事と観光を兼ねて札幌に行くことができました。
今回の日本滞在中に食べたもので一番美味しかったのは、人気ラーメン店の“けやき”の辛味噌ラーメン。残念ながらすすきの本店では食べることができませんでしたが、新千歳空港店で美味しい味噌ラーメンをいただくことができました🤗
食べログhttps://go-for-it-malaysia.com/visa/
まとめ
規制や必要書類の条件は刻一刻と変わるので、気を抜くことなく常にチェックが必要
ホテル隔離と比べて自宅隔離は雲泥の差があるので、早めに自宅隔離申請をして許可をもらいましょう
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次回に続く
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