“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。
今回は、当ブログを参考にしていただいた読者の方から「マレーシアの インター校 への入学が決まりました!」とのご報告をいただき、あわせて志望する インター校 への入学までの道のりと当ブログへの感想をいただきましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
読者の方から「 インター校 への入学が決まりました」とのご報告とブログの感想をいただきました
関西在住の読者の方からの感想
2021年3月
我が家の状況
まずは、我が家の状況をお伝えしますね。
我が家はマレーシアで小学生の子供が通うインターナショナルスクール(ボーディングスクール)を探していました。インターナショナルスクールを希望したのは子供が英語で勉強したいと言い始めたので、半年前からどっこらしょと「本腰入れて探すか…」と動き始めた次第です。
私自身は教育関係に勤めており、国際バカロレアやカリキュラムなどある程度教育については専門的に理解しておりましたが、はてさてマレーシアのインターナショナルスクールについては全く情報がない状況でした。
インター校 に関するビジネスライクではない情報不足
我が家がこのブログに出会ったのは、マレーシアのインターナショナルスクールへの入学を検討して、X(Twitter)でマレーシアの情報収集をしていた時でした。
インターナショナルスクールに関する情報がほとんどなく困っていた時に知ったのは、どうも日本人の親は情報共有をしたがらない、なぜなら自分の子供がいる学校に日本人が増えると子供が日本語で話してしまうので増えてほしくないからということがその要因の一つであるということでした(驚き!)。
個人ブログや留学エージェントのブログも拝見しましたが、検索して出てくる情報はどうもエプソムカレッジ一辺倒で、他の学校の情報がほとんど見えませんでした。
このブログの読者の皆様と同じで、親としてはなるべく良い学校に入れたいので、多様な学校の情報を集めたいと思いますよね。
マレーシアのインターナショナルスクールの情報と言えば、留学エージェントの「A社」さん、それから「C社」さんなどが挙げられます。しかし、いずれも業者はあくまで業者であって、紹介するその背景にはやはりビジネスが見えますし、業者である以上、都合の良い内容、表現方法を使うのは当然ですから、全ての情報は鵜呑みにはできません(すべてを信じている保護者の方はいないとは思いますが…)。もちろん!業者にしか知りえない情報もあるかもしれないので、否定はしていませんし、私自身も読みます。でもあまりネガティブなことは仕事上言えないでしょう。
その時に、このブログが惜しみなくインターナショナルスクールの内情を書いているので、その事例を基にカリキュラムや教育の様子、IGCSEの実態をより理解し、家族にも共有することができました。有名大学合格までのプロセスの図式化などは理解しやすいです。
インターナショナルスクールに入ることも大事ですが、実際の教育であったり、その学校に入ったら子供がどういった進路(試験・大学進学)を辿ることになるのかを先に我々保護者が理解しておかなければ、入学後の教育のフォローも教科選択の支援もできないという我が家の考えのもと、ビジネスライクではない情報が必要でした。
インター校 の進学実績と業者の思惑
次にこのブログで一番衝撃だったのは、この記事『留学エージェントの不誠実な思惑(後編) – 進学実績の中身を説明しない無責任さ』です。ブログ主さんはこんなに内情を書いてしまっていいのだろうか、狭いマレーシア日本人社会で生き残っていけるのだろうか、と読み終わった後、ブログ主さんの身を案じてしまったのですが大丈夫でしょうか(笑)
それまで私は「A社」さんなどのブログを見て「へー、エプソムカレッジって優秀な生徒が多いんだーすごいなー」とまぁ見事に何も考えず見ていたんですね。ただ、多くの男子生徒のガーディアンをやっていらっしゃる割にはエプソムでIGCSEやAレベルを修了したであろう日本人の進路にはほとんど触れてないなと思っていました。友好な関係を生徒と築き、卒業後もうまくやっているなら、エプソム修了後、どの有名大学に進学したのか、どのように勉強を頑張ったのかの記事があってもいいのかなと(´・ω・`)。
そんな中で、上記のブログを読んで、(当たり前なのでしょうが)各学校が成績優秀者に奨学金をだして優秀な生徒を他校から確保し、IGCSEの成績実績やIBスコアを上げるのに必死だ、転校もよくあることだという事実に気づかされました。単に留学エージェントや学校が提示してくるIGCSEやIBの成績だけを見て学校を判断してはいけませんね(自戒を込めて)。
留学エージェントはマージンの大きい学校を推したいので、進学実績を良く見せようと書きます。おそらく実際この点につっこんで聞けるほどIGCSEやカリキュラムに詳しい保護者自身も少ないのだと思います(私も無理です)。
自分の子供だからAレベルやIBには当然進めるだろうと過信するのはとんだ勘違いで、他の国の学生はより英語力が高く、手厚いチューターをつけて学んでいるかもしれないわけです。私自身ももっと子供の通う学校のカリキュラムと大学進学制度については、このブログをはじめ、多様なリソースから学んでいく必要があります。
インター校 に必要な英語力の獲得に関する情報
第3に、インターナショナルスクールに進むにあたって、日本の保護者の方が心配されるのは子供の英語力、授業についていけるのかはちょっと気になりますよね。
この記事『英語力ゼロだった小学5年生が留学して2年、はたして英語力はどこまで伸びた?(目標はPET合格)』にあるように、CEFRに基づいたEALでの学習内容と各学年ごとに要求される英語の習得レベルがあるので子供がこれを満たせばいいわけです(親のサポートも大変~!)。
我が家はCEFRに基づいた基礎英語力をまずは英検で身につける方針を取っています。2級をクリアしており、入学試験後、幸いにもEALクラスは受けなくていい判定をもらいました。でも心配すぎて、EAL入った方がよくない?って学校に聞きました💦
今後はこの記事『ケンブリッジ英検 B1 Preliminary(PET)対策はこれだけで乗り切りました』を読んで、ケンブリッジ英検で子供の基礎英語力を養っていく方針としました。なのでブログ主さんのお子さんがケンブリッジ英検の最高位(CPE)まで取得する対策ブログを書き続けてくれないかなと期待しています!😃
先が見えないマレーシアの インター校 留学に対する疑問の解消
最後に、コロナ禍でまだ入国できずに入学準備をなさって不安な親御さんも多いかと思います😢。私もその一人で、マレーシアの学校が対面に戻ったという話を聞き、「オンライン授業や留学生への教育はどうなるのか❓」と疑問に思いました。
そこに「マレーシアのインター校(主要85校)に一斉アンケート調査 – いま留学できますか?」を85校に徹底調査という記事があって、「なんちゅー直球を投げはるんや…⚾」と思いました(笑)。
私は仕事柄調査・研究などをしていますが、この剛速球を投げたスピード感と行動力はいい意味で、素晴らしいですし、「入学手続きを急ぐ方は当ブログまでお問い合わせください。私たちから学校に問い合わせしてみます。」とフォローしてくださっているので、何か悩んでいる方は気軽に問合せされても大丈夫です。
と、言い切れる理由は、以前別の記事で「留学業者について質問があれば紹介もできるのでお問い合わせください」と書いてあったところ、勇気を出して、問い合わせたんですね(図々しくも)。そしたらご紹介いただいた留学エージェントさんがとてもよくて、「IBは相当の子しか進めません」とか「この学校は英語力ない場合は試験途中で終わることもありました」とかすごくズバッとモノを言うんです(笑)。IBの難しさについては理解していたので、「あ、この人理解しているな」と思って、サポートをお願いして今回第一志望のインターナショナルスクールに入学できました。相性や好き嫌いあると思いますけど、ビジネスの中にみえる誠実さが一番かなと思いました。
留学エージェントにお悩み・お困りの方や今後の準備について小さな疑問などを持たれている方は、このブログのお問い合わせフォームから聞いてみると安心できるかと思います(返信も割と剛速球)。
一人でも多くの保護者が子供たちのより良い教育環境構築に向けて情報を集められますように、今後も、マレーシアのインターナショナルスクールの現状を赤裸々に更新してくださることを楽しみにしております!!
関西在住 H様より
当ブログよりコメント
そしてブログの感想までお寄せいただき、本当にありがとうございます。
僕から見ていると、Hさんこそ行動力の塊のような方で、思い立ったらすぐに私たちに問い合わせ、すぐにエージェント探し、すぐに学校選び、最短スケジュールで受験、そしてお嬢さんは存分に力を発揮して入学試験に合格という流れだったそうです。本当にすごい行動力です。
今回は小学生のうちからボーディングスクールに入りたいというレアケースだったので、僕たちも素直に応援したいという気持ちが湧きました。晴れて第一志望校に合格されたので、私たちも本当に嬉いです。
学校は、まずはオンライン授業からのスタートだと思いますが、当ブログのコンセプトでもある「互尊の精神」ともって情報交換・意見交換させていただきながら、私たちも勉強させていただきたいと思っております。
例えどんなに優秀なエージェントがいても、決めるのは親御様であり、お子様です。私たちは、今後もそういう皆様のお役に立てれば光栄です。
この度は、本当におめでとうございました!
次回に続く
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