“Go for it マレーシア教育移住日記”にご訪問いただきありがとうございます。
昨日、息子が学校の ボーディングハウス (寮)に戻りました。
マレーシアにはいくつも寮のあるインター校がありますが、男女別の年代ごとに寮が設置されている本格的なボーディングスクールはそれほど多くはありません。
1つの本格的なボーディングスクールの ボーディングハウス に帰寮した1日を今回は実況中継してみました。
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2ヵ月ぶりに学校の ボーディングハウス に戻りました!-帰寮の1日を実況中継-
ころころ変わる政府方針に学校も右往左往
10月末にはCMCO(条件付ロックダウン)が再発令され、クアラルンプールを中心とするCMCOの対象エリアにある学校(インターナショナルスクール含む)は、オンライン授業を余儀なくされました。
対面授業と違い、オンライン授業ではクラスメイトとのやりとりもなく、先生の話を一方通行で聞いている授業がほとんどなので、生徒のモチベーションは下がり、集中力も維持できず、とにかくデメリットばかりというのが多くの親の感想ではないでしょうか。
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うちの息子の場合、CMCO再発令後の11月に入ってからもしばらくは寮のプレップルーム(自習室)からオンライン授業に出席していましたが、11月中旬のハーフタームブレイク(学期中間休暇)の開始に合わせてクアラルンプールの自宅に戻り、その後は自宅からオンライン授業に参加する形で1学期を終えました。
父としては息子が自宅にいることが嬉しい反面、“このオンライン授業はいつまで続くんだ?”という不安が募る毎日でした。
12月の冬休みに入ってからも、息子の学校では校長先生自ら全保護者と全生徒宛の一斉配信メールで、随時変更される政府方針とそれを受けての学校の方針を逐一アップデートしてくださいました。
メールを読み返してみると、ころころ変わるマレーシア政府の方針に学校自身も翻弄されながらも、丁寧に状況を伝える姿勢が伺えます。
その校長先生からのメールですが、タイムラインは以下のとおり。
日付 | 校長先生のメール |
---|---|
12月14日 | CMCOが再発令されてから学校付近の広域エリアでコロナ感染状況が悪化しています。当校の方針はこの状況と州政府の考えに大きく影響を受けますが、Term2も原則的にオンライン授業でスタートする見通しです。 |
12月22日 | 12月18日、政府によりクアラルンプール近郊エリアでは年末31日までCMCOが延長されました。そして、29日か30日に改めて政府方針が発表される見通しです。この状況下、当校としてはボーディング生の帰寮を1月5日に想定しています。まだマレーシア入国ビザが下りずに自国に留まっている留学生も含めて、1月6日から全員オンラインで授業を再開します。 |
12月30日 | 本日、政府は1月14日までCMCOを延長することを決定しました。これを受けて当校は、Term2がスタートする1月6日から14日までの間はオンライン授業とすることを決定いたしました。 マレーシア国内にいる海外留学生(息子が該当)と、親が海外にいるマレーシア人のボーディング生は、1月1日に帰寮することが政府により許可されましたので、該当する生徒は1月5日までに帰寮することを期待します。 一方、親がマレーシア国内にいるマレーシア人ボーディング生は、政府方針により帰寮が認められていません。Term2は自宅待機の上、オンラインで授業に参加してください。 |
1月2日 | その後、政府方針に変更がありません。 繰り返しですが、マレーシア国内にいる海外留学生(息子が該当)と、親が海外にいるマレーシア人ボーディング生は、1月5日までに帰寮してくれることを期待しています。 引き続き当校は、教育省に対して生徒全員の学校への早期帰還を交渉し続けていますので、何か進展があればすぐにアップデートします。 |
1月3日 | 本日、政府が前言を撤回し、1月6日よりプライマリー及びセカンダリーのすべての生徒への対面授業再開を許可しました。そして、すべてのボーディング生は、1月5日に帰寮することが可能となりました。 Term2は対面授業でスタートできることになりましたので、すべての生徒が学校に戻ってくることを心待ちにしています。 |
最後の1月3日のメールで、1月5日には帰寮、6日からフェイス・トゥ・フェイスでの授業再開が確定しました。
一方で、2020年3月以降に新規で入学することが決まったインターナショナルスクールの留学生(現在マレーシア国外にいる生徒)は、マレーシア政府から未だ学生ビザの新規発給が停止されているので、Term2はマレーシア国外からオンライン授業でスタートすることになったとのこと。
ボーディングハウス へ向けて出発!
まずは、11月に寮から持って帰ってきたままのキャリーバッグの中身をアンパッキングするところからスタート(苦笑)
ドラッグストアで買うようなシャンプーやボディーソープ類。そろそろニキビケアが必要な年頃なので、お母さんが日本で買い揃えたニキビ対策の洗顔料や薬も寮に持って行きます。
制服に合わせる革靴は寮に置きっ放しということで、その他に必要なランニングシューズやサンダル、そして昨年夏に手術した右足親指を守るためにワークマンで買った安全靴兼テニスシューズを持ち帰ります。
冬休みに復習するために持ってきたMathsやScienceの教科書と、昨年夏休みに勉強した日本語の数学参考書、そして父が無理やり持たせたSDG’sの本(笑)
そして、寮生活の必需品であるカップラーメン類。クアラルンプールの伊勢丹で買った貴重なサッポロ一番塩ラーメンも泣く泣く持たせます(笑)
掛け布団、ベッドシーツ、枕、洗濯物カゴ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、そして洋服類など、なんやかんやと大荷物。
パッキングが完了したところで、学校に向けていよいよ出発です!
車の荷室も息子の荷物で満杯。
どんよりした空模様の中、高層ビルが立ち並ぶKLセントラルの横を通過して…
左右にパーム椰子のプランテーション畑を見ながら、ひたすら田舎方面に向かいます。
そして高速を降り学校のに程近いモールに立ち寄って、伸びきった髪の毛をカットしに床屋へ。
そして15分後…
夕飯にモールでハンバーガーを食べた後、田舎道をひた走り学校に向かいます。
ようやく学校に到着。その頃にはもう日が暮れそうです。
まずは、1学年上の日本人の先輩の子の故障したMacBookを僕が代わりに修理に出してあげていたので、そのMacを届けにその子の寮へ。そしたら、ちょうどレジストレーション中(点呼とミーティング)だったので、寮の前で25分ほど待ちぼうけ。
その後、息子の寮に向かいます。校内は時速20km/h制限。
寮に着くと、息子は早速自分の荷物を運びます。
寮のどの部屋に割り振られているのか、今回初めて知りました(笑)
ということで、以上、帰寮の1日実況中継でした。
余談ですが、ハウスペアレント(寮長)の先生の話によると、息子のいる寮(ジュニアハウス)だけで今学期からの新入寮生が男子10人、女子3人もいるそうです。
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まとめ
校長から保護者に宛てた状況報告とアップデートは大きな安心感
インターナショナルスクールのボーディング生の荷物は意外とたくさんある
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次回に続く
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