“Go for it マレーシア教育移住日記”のブログにご訪問いただきありがとうございます。
今回は私たちのブログのイントロダクション全6回の第3回目、マレーシアへの 教育移住 について、“親が留学を希望したとき、はたして子供の気持ちはどうだった?”ということをテーマにお話ししたいと思います。
何よりも重要な子供の気持ちは、はたしてどうだったのでしょうか?





【連載3】マレーシアへの 教育移住 、はたして子供の気持ちは? – Introduction 3/6
親が 教育移住 を希望したとき、子供の気持ちはどうだった?
子供の意思が何より大切
我が家の場合は教育移住を決める時もうすでに中学生でしたので、本人の意思が確立していて、留学に前向きだったので、子供に提案・説得という作業は必要なかったのです。でも、子供の年齢によっては子供の目を留学に向ける必要も出てくると思います。Shingoさんはどうでしたか?
うちがマレーシアに留学した2018年はちょうど日ハムの大谷くんがメジャーリーグにチャレンジした年で、シーズンが開幕するや投打の二刀流で大活躍してました。
いつも野球中継を観ながら、“すごいなぁ大谷くん。1人で海を渡ってアメリカに行って、それだけでもすごいのにメジャーリーグで大活躍するなんてマジですごいなぁ。チャレンジする人はかっこいいよなぁ…”
そんなことを息子に聞こえるところで受験前からブツブツとつぶやいてました(笑)
そして、2018年の5月のゴールデンウィークに家族3人でエプソムカレッジ受験のためにマレーシアに行った際、半分旅行気分だったのでクアラルンプールに向かう前にまずペナン島に2泊したんです。シャングリラに泊ってビーチでパラセイリングやシュノーケリングをし、ホテルではプールやビリヤードをして楽しんだんです。息子の中のマレーシアのイメージを良くする作戦で…(笑)
その約2週間後にエプソムカレッジからオファーレター(合格通知)をいただいたのですが、そこで初めて真剣に息子と向き合って、“どうする?留学にチャレンジしてみる?行かないという選択肢もあるけど、もし留学をした場合これからの世界が広がるよ”みたいなことを話したんです。“お前も大谷くんのように世界に羽ばたけ!”と。そしたら息子が自分の意思で、“マレーシアに行く”と決めたんです。家内もその決断に賛成しました。
なので、うちの場合、彼にワクワクするという気持ちがあったかどうかはわかりませんが、ペナンで楽しい時間を過ごしたこともあり、前向きに自分で決断したのだと思います。そこに曇った表情はまったくありませんでした。
でも子供を説得した覚えはなくて、本人たちはむしろワクワクしていました。新しいことにワクワクするタイプというか、あまり考えていないというか…(笑)
私はよく、“日本ではこういう場合はこうだけど、外国では…”というような話をしていました。日本の素晴らしいところはたくさんあるけど、あくまでも生まれ育った母国に過ぎない。全く違う世界があることを知ってほしいと思っていました。
そのツールとして、日本語は日本でしか通じないけど、英語が話せたら大概の国で友達が作れるよ~!というイメトレはしてきました。
そういう部分では、うちの子供たちは留学に向いているタイプだと思うし、無理やり連れてきた感がなくて助かりました。
マレーシア人の日本に対する認識
子供たちのコミュニケーションのきっかけは日本アニメ
まだ小さいお子さんの場合、いきなりインターに入れてしまって英語嫌いになってしまうというケースもたまに聞きますね。小さい子ほど事前の英語学習が重要のように感じます。
ある程度の年になると、学校の子供たち(日本以外の子供)の中に“日本”という存在が認知され、新入生が日本から来たということと、自分の知っている日本が繋がります。
幸い日本には外国の子供にも評価される文化がたくさんあって、アニメ、ゲーム、漫画、そこで話される日本語が、子供たちが仲良くなるためのきっかけになります。
“私〇〇っていうアニメの△△が好きなの!”って、自然に話しかけてくれます。
実際私も、初めて会ったマレーシア人の女の子に、”おいらの名前は〇〇”って男の子のセリフを言われて驚いたことがありますが、マレーシアの若者の日本アニメの認知度は本当に高いです。アニメから学んだ日本語で話しかけてくれることも多い。アニメ、ゲームに詳しい子はお友達ができるのが早いですね。
マレーシアは親日家の多い国
マハティール前首相が大変な親日家で、長年“Look East”を政策に掲げていたことも、マレーシア人の中に親日家が多い要因の1つだと思います。
ご存知の方が多いと思いますが、ルックイースト政策とは、“自動車を中心に工業国として成功した日本や韓国の勤労倫理を見習ってマレーシアも工業国として発展するぞ”という国家成長戦略です。この政策が長年続いてきたために、マレーシア人には日本や韓国のイメージは非常にクオリティの高い国家という認知が浸透してますよね。
なので、日本の技術、文化、食事、商品、景勝地に興味のあるマレーシア人は多いですね。コロナ前は日本への観光客もすごく増えてましたしね。
でも、マレーシア人の友人に“私、ポケモンが大好きなの!”といってただの黄色いネズミの人形を見せられた時は、日本がマレーシアに浸透するのにまだまだ時間がかかりそうだなと思いましたけど(笑)
教育移住 に対して親子で温度差がないことが大事
それと自分たちの身の丈に合った環境を選ぶことも大切。“留学したら英語がしゃべれるようになるよ!”とか、“マレーシアに行ったら楽しいよ!”というのは危険かもしれないと私は思います。
自分の意思を伝えられる年齢ならば、自分で選ばせる。
心機一転ではあっても、現実逃避ではない。行った先でも乗り越えていかなければならないことは出てくるので、それをイメージしておくことが大事。それを前向きに乗り越えられる気持ちがあるかどうか、よーく話し合っておくのがポイントですね。
まとめ
子供どうしのコミュニケーションのきっかけは日本のアニメ
親日家が多く日本人にとって暮らしやすいのがマレーシア
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